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製造業における品質向上とは?
取り組みの基本的な考え方やポイント

2024.1.30

製造業品質向上

製造業における品質向上とは?取り組みの基本的な考え方やポイント
本記事では、製造業において重視される「品質向上」について解説します。品質向上の施策は、製品そのものや製造工程の品質をより良くするために取り組みます。製造業界の企業にとって、自社製品や工程の品質を高めることは、顧客満足度や取引先との信頼関係の構築に直結する非常に重要なテーマです。最終的には売上アップにもつながるので、継続的に取り組む必要があります。

ここからは、品質向上の基礎知識や取り組み方、実現するポイントをお伝えします。また、品質向上をサポートする便利なソリューションもご紹介しますので、ぜひ参考にお読みください。

目次

製造業の品質向上に関連する基本要素

初めに、製造現場の品質向上に関連して押さえておくべき3つの用語について解説します。施策に取り組む際は、以下の基本要素の意味をご確認ください。
製造業の品質向上に関連する基本要素

工程管理

工程管理とは、製品を製造する工程に対して、各工程の進捗や実績などを管理することです。作業手順や生産計画を定めて、納期までに効率よく製品を生産するために実施します。具体的な業務内容は、作業手順の標準化、品質管理、作業訓練、設備の維持管理などがあげられます。

品質検証

品質検証とは、製品や製造工程に対して検査を実施して、品質保証を行うことです。原材料や部品の品質を検査するほか、出荷前の製品に品質不良がないかを検査します。また、工場の生産工程そのものを監視することで、生産現場が適切に稼働しているか確認します。

品質改善

品質改善とは、製品の品質を改善することです。具体的には、顧客の求める水準まで品質を高めたり、不良品の割合を減らしたり、納期までに遅延なく製造したりするための施策を検討します。品質改善の取り組み方としては、計画・実施・評価・改善の流れを繰り返す「PDCAサイクル」が有名です。

【製造業】品質向上に取り組むときの基本的な考え方

続いて、品質向上に取り組む際の基本的な考え方をご紹介します。以下の考え方を活用することで、品質向上に効果的な改善策を検討しやすくなります。
【製造業】品質向上に取り組むときの基本的な考え方

可視化

可視化とは、製品や製造工程の品質状況を目に見える形にすることです。品質の良し悪しや工程の問題点が一目でわかりやすくなります。可視化に取り組む際は、「チェックシート」「コントロールチャート」「パレート図」をはじめとした品質管理図表が用いられます。

定量化

定量化とは、品質に関する情報を数値化することです。数値化された情報をデータ分析に用いることで、品質レベルの変動を客観的に測定および評価できるようになります。定量化へ取り組む際は、統計的手法を利用したり、計測器具を使用したりするのが一般的です。

課題化

課題化とは、現状と理想の品質レベルの差を明確にして、取り組むべき課題を明らかにすることです。現状分析や課題発見には、「ビジネスプロセスモデリング表記法(BPMN)」「ECRS(イクルス)」「ロジックツリー」などのフレームワークが用いられます。

実践化

実践化とは、品質向上の目標達成を目指して、実際に施策へ取り組むことです。タスクに優先順位をつけて、計画に従って施策を推進する必要があります。その際は「目標管理ツール」「タスク管理ツール」「プロジェクト管理ツール」などのサービスを活用します。

定着化

定着化とは、品質向上の取り組みを継続し、社内に業務改善の活動を定着させることです。一時的な取り組みとならないよう、実践後は効果測定と改善を繰り返します。「PDCAサイクル」を回して、より良い状態を目指して継続的に取り組みます。

製造業の品質向上のためのポイント

最後に、製造業の品質向上の施策を実行するためのポイントをお伝えします。品質向上の実現には、以下を意識して取り組むと効果的です。
製造業のデジタル化を進めるためのポイント

事前に自社の課題の整理を行う

品質向上へ取り組む前に、まず自社の現状を把握し、課題を整理することが大切です。現状の製造品質の問題点を洗い出して、最終的に目指すゴールを明確にします。適切な目標設定によって、品質向上の施策で成果をあげやすくなります。

煩雑な作業を効率化する

製造プロセスで発生するムダな工数を削減すると、品質向上に取り組むリソースを確保しやすくなります。例えば、製造業では指示書・手順書・検査表といったさまざまな書類を扱います。紙媒体の書類をデータ化して管理体制の見直しを行う施策は、業務効率化やコスト削減に有効です。

ITやAIシステムの導入を検討する

ITやAIシステムを導入すると業務の標準化が進み、全体的な品質向上を実現できる可能性があります。製造業界では作業員の人材不足が懸念されています。技術者のスキルに依存して業務の属人化が起こっている場合は、デジタル技術で自動化するのも一つの手です。

継続的に改善に取り組む

製造品質の問題を解決した後も、改善後の品質水準を安定して維持するために、継続的に施策へ取り組むことが望ましいといえます。解決策を実行して結果が出たら、分析によって新たな課題を特定するとともに、改善のステップを繰り返します。

製造業の品質向上をサポートするソリューション

ここまで、製造業の品質向上について解説しました。品質向上の取り組みは、企業の顧客満足度や信頼性にも関わることから重要性があります。前述でご説明した通り、品質向上に取り組み為には煩雑な作業を効率化することが大切です。以下では、京セラドキュメントソリューションズでは業務効率化に貢献する紙文書のデジタル化ソリューションをご提案しています。

製造現場では、作業管理表・工程表・仕様書をはじめとした紙文書を数多く扱っています。紙文書を用いる場合、印刷やファイリングのコストがかかります。また、紙文書は管理が煩雑になりがちで、書類の検索や整理に時間がかかるといったように、管理作業でムダが生じているケースも少なくありません。こうした問題に対して、紙文書をスキャンして電子ファイルに変換し、自動でファイリングする仕組みを整備すれば、管理作業がスムーズになります。

【参考】文字認識スキャンを利用して書類管理をサクサク効率化
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/column/mfp-printer/article6.html

製造業の品質向上をサポートするソリューション
また、書類の検索性が高まって必要な書類を探す手間を省けたり、重要な書類の紛失を避けやすくなったりするのもメリットです。管理作業の自動化によってヒューマンエラーを防止すると、作業ミスの低減も期待できます。品質向上へ向けた業務プロセスの見直しでは、ぜひ紙文書のデジタル化をご検討ください。

以下の関連記事では、製造業の作業効率化の方法について詳しく解説しています。生産性向上は、品質向上と同様に製造業において重要なテーマです。製造業界ならではの課題を解決へと導くお役立ち情報として、ぜひこちらも併せてお読みください。

【参考】製造業の生産性向上のポイントは?低下する原因や取り組みの成功事例
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/column/industry/manufacturing/article1.html

京セラドキュメントソリューションズでは、製造業の業務課題を解決へと導く多彩なソリューションをご用意しています。製造業界は慢性的な人手不足の状況にあり、品質向上を実現する上でも業務効率化が不可欠です。こちらのダウンロード資料では、製造業ならではのお悩みに特化した解決策をご案内しています。現状の業務プロセスの改善へ向けて、ぜひお役立てください。
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