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インクジェット?レーザー?
違いを押さえたプリンター、複合機選び

2021.11.30

生産性向上複合機プリンター

インクジェット?レーザー?違いを押さえたプリンター、複合機選び
自社に合った複合機‧コピー機、プリンターを購入する場合、まずは種類について知っておくと選びやすいかもしれません。複合機‧コピー機、プリンターの中には、「レーザー方式」と「インクジェット方式」があり、それぞれ特徴が異なります。

「レーザー」と「インクジェット」2つの方式は、印刷コストや印刷速度が違うので、自社の印刷物に合わせて適切な方式を選ぶことが大切です。

2つの方式の違いやおすすめの複合機‧コピー機、プリンターを紹介していくので、ご参考にしてみてください。

目次

インクジェットプリンターとレーザープリンターの違い

レーザー方式とインクジェット方式では、印刷方式が異なります。具体的な違いを理解して、目的や用途に合わせて適切な複合機‧コピー機、プリンターを選ぶことが大切です。
インクジェットプリンターとレーザープリンターの違い

インクジェットプリンターとは?

インクジェットプリンターとは、インクジェット方式を採用しているプリンターのことです。インクジェット方式は、液体のインクが紙に噴射され、文字や写真を転写する、比較的シンプルな印刷方式を指します。家庭用プリンターとして普及していますが、ビジネスプリンターとしても幅広く利用されています。

色彩豊かな印刷が得意で、カラー印刷がきれいに映し出されます。一方、インクの成分によってはにじみやすく、扱いには注意が必要です。特に染料インクの場合はにじみやすい傾向にあります。にじみにくいインクを採用しているプリンターもあるため、防水対策が気になる方は選定時に着目してみてください。
インク交換では、4色‧5色‧6色それぞれのカートリッジを交換することが主流でしたが、近年では、一種の大容量タンクの交換で効率的にカラー印刷ができるモデルも販売されています。

レーザープリンターとは?

レーザープリンターは、レーザー方式を採用しているプリンターです。レーザー方式とは、コンピュータから受信されたデータを感光体にレーザー光で書き込み、静電気の力でトナーを感光体の上に載せ、トナーを紙に転写させて印刷する印刷形式を指します。

トナーとは、コピーやプリントを行うときに文字などを印字するための粉のことです。トナーを感光体上に現像し、その後、紙に転写し、定着器で熱と圧力をかけることでトナーを紙の上に定着させています。

インクジェット方式と比べると、色がにじみにくい傾向にあります。印刷スピードについても、レーザー方式のほうが速いのが特徴です。

一般的に大量印刷したいときには、レーザー方式の複合機‧コピー機、プリンターを選んだほうが業務効率は上がります。

インクジェットプリンターとレーザープリンターの比較表

インクジェットプリンター レーザープリンター
プリントの仕組み インクを紙に噴射 静電気により、トナー(粉体)を感光体に現像し、
紙に転写し、熱により紙に定着
仕上がりの特徴 色、コントラストが繊細に印刷される 文字がはっきりと印刷される
消費電力 低い 高い
スピード 普通 速い
印刷可能メディア インクジェット用紙、写真用紙など、
多様なメディア印刷に対応していることが多い
主に普通紙(厚紙、薄紙などバリエーション含む)で
使われることが多い

インクジェット or レーザー、選ぶならどちらがいい?

インクジェット方式とレーザー方式、どちらもメリットやデメリットがあります。自社に合う複合機‧コピー機、プリンターを選ぶには、何を基準にすると良いのでしょうか。
インクジェット or レーザー、選ぶならどちらがいい?

用途

インクジェット方式は、繊細な色味の表現やコントラストの再現が得意で、写真印刷やポスターなどの印刷に適しています。レーザー方式は、文字を中心とした文書の印刷に適しているので、用途に合わせて適切な機種を選んでください。

またインクジェット方式で写真印刷する場合、写真用の光沢紙を使用すれば普通紙よりも、色彩の発色表現が豊かになります。ただ同じように光沢の紙でも、インクジェット方式専用のもの以外のコート紙は、インクが紙に浸透しにくいため、インクジェット方式向きの紙ではありません。

レーザー方式の場合は、光沢紙では表面がトナーを定着させるときの熱に耐えられない可能性があるのでレーザー方式用の光沢紙を選択するか、普通紙や上質紙のほうが印刷に適しています。

ランニングコスト

一般的にランニングコストは、レーザープリンターのほうが高い傾向にあります。インクカートリッジと比べると、トナーカートリッジが高いため、交換の度にコストがかかるためです。消費電力についても、レーザープリンターの方が高くなりがちなので、ランニングコストはどうしても高く感じます。

ただし、インクジェットプリンターはレーザープリンターと比較すると、印刷スピードが遅いので、印刷枚数が多くなるほど印刷効率が下がるのがデメリットです。

なお、京セラドキュメントソリューションズのエコシスプリンターは、長寿命高耐久のドラムや部品を搭載しているため、消耗品として交換するものは、トナーのみとなります。通常のレーザープリンターのように、トナーとドラムが一体化したトナーカートリッジを交換する必要がなく、ランニングコストが安く抑えられます。例えば、当社のモノクロA4レーザープリンター、ECOSYS P3160dnは、A4用紙1枚あたりのトナーコストはわずか0.6円。インクジェットプリンターと比べても低コストです。

また、購入にあたっては、1枚あたりのランニングコストだけで考えるのではなく、「TCO(Total Cost of Ownership、総所有コスト)」という観点から見ることも重要になります。

一般的にはレーザープリンターのほうが耐久性が高く、本体価格も高いので、導入時の初期費用は高くなることが多いです。しかし、そのプリンターを購入し、利用し、廃棄するまでにかかるトータルコストコストをどれだけ抑えるかという観点も重要です。通常、機器を長期的に使用すればするほど、TCOの削減効果が高まります。

使用頻度

帳票や取引の書面など、枚数や部数の多い事務書類の印刷が多いなら、印刷スピードが速いレーザープリンターのほうが業務効率は良いです。反対に使用頻度が少ないが、印刷品質を重視するという場合は、インクジェットプリンターのほうが適している場合もあります。

例えば、写真印刷などで、ビジュアルの再現性を重視する場合や、普通紙以外のメディアへの印刷を行いたい場合は、インクジェットプリンターの方が鮮やかな色彩表現が可能です。

また使用頻度が高いなら、メンテナンス対応がしっかりしている購入先を選ぶことも重要になります。

スペース

複合機‧プリンターを置くスペースが限られているなら、一般的にインクジェットプリンターのほうがレーザープリンターよりも、スペースを取らずに設置できます。

ただ近年ではA4サイズのモデルなど、コンパクトなレーザープリンターも販売されています。設置するスペースを考慮し、寸法を正確に測定した上で、用途に合う機器を選びましょう。

低コストでビジネス用途におすすめのレーザープリンター、複合機のご紹介

高耐久低コストで基幹業務での印刷にも対応するモノクロA4プリンターや、SOHOオフィスのような大規模事務所に1台あると便利なオールインワンモデルのカラー複合機など、ビジネス用途に適した、コンパクトでパワフルな京セラのレーザープリンターと複合機をご紹介します。

モノクロA4プリンター
ECOSYS P3145dn

A4用紙1ページあたり0.6円の圧倒的なコストパフォーマンス。本体は100万ページの長寿命設計で、長く使えば使うほど経済的です。コンパクト設計のため、置き場所にも困りません。分速45枚の快速スピードで、大量印刷、高速印刷のニーズにお応えします。
モノクロA4プリンターECOSYS P3145dn

カラーA4複合機
TASKalfa 352ci

TASKalfa 352ciは、操作部に見やすく大きなカラータッチパネルを採用。コンパクトながら、操作性にもすぐれた1台です。省スペースで利用できるほか、オプションの「KYOCERA Cloud Connect for Evernote™/Google Drive™」を追加すれば、複合機からクラウドサービス「Google Drive」「Evernote」に直接アクセスし、データの保存や印刷を行うことが可能です。
カラーA4複合機 TASKalfa 352ci

インクジェットとレーザーの違いを押さえて複合機やプリンターを選択

インクジェット方式とレーザー方式では、印刷スピードや利用できる用紙などが異なります。またランニングコストなども、それぞれ違いがあるので自社の用途に合わせて、適切な複合機‧コピー機、プリンターを選ぶことが大切です。

京セラドキュメントソリューションズでは、オフィスに合う複合機‧コピー機、プリンターを提供しているので、お気軽にご相談ください。

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京セラのプリンターから始めるSDGsへの取り組み

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~環境配慮型複合機・プリンターでSDGsに貢献~

京セラのエコシスプリンターは、環境にやさしく、低ランニングコストで長期間安心してご利用いただけます。オフィスのプリント環境を「見直して、SDGsへに貢献してみませんか。

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