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複合機の消費電力を抑えてSDGsを推進!節電のポイントとは?

2021.09.29

コスト削減エコロジー複合機

複合機の消費電力を抑えてSDGsを推進!節電のポイントとは?
オフィスでは様々な電力が消費されています。中でも、日々使用する複合機の消費電力が気になる方もいるのではないでしょうか。実は、複合機の使い方を見直し、節電につながる機能を活用することで、消費電力が可能になる場合があります。

今回は複合機の消費電力に関する基礎知識や消費電力を抑えるポイントをお教えします。最後に、消費電力の低減におすすめの複合機も紹介しますので、ご参考にしてください。

目次

複合機の消費電力に関する基礎知識

複合機の消費電力には様々な種類があります。実際に、複合機を稼働させていると、どれくらいの消費電力がかかるのか紹介していくので、参考になさってみてください。

複合機の消費電力の種類

複合機の消費電力は、大きく分けて4つあります。「最大電力」「動作時平均電力」「待機時電力」「標準消費電力」です。

「最大電力」は最も電力が消費される時の電力量を表しており、「動作時平均電力」は複合機が稼働している際に、継続的に発生する電力量のことを指しています。「待機時電力」は複合機がスリープ状態の際に発生している電力量、「標準消費電力」は、1週間当たりの平均的な電力量のことです。

これらの消費電力は、環境への配慮やSDGsの観点から、低減を促進する企業が増えています。SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは、国連で採択された、持続可能な社会の実現に向けた目標のことです。SDGsは17のゴール(目標)と169のターゲットから構成されていますが、その7番目に「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」という目標が掲げられています。環境負荷の少ないクリーンエネルギーを世界中に普及させることを目指しており、消費電力削減は、この目標達成にもつながる大切な取り組みといえます。

消費電力はどのくらいかかる?

複合機の消費電力は、さまざまな基準で測ることできます。一般的には、もっとも電力が消費される「最大電力」や、標準消費電力を示す「TEC値」などが参考になる基準です。複合機の最大電力量は、機器の性能によって異なりますが、おおよそ1,000~2,000Wです。これは家電でいうと、エアコンの消費電力と比較的近い数値です。

また、TEC値とは「Typical Electricity Consumption」の略で、概念的1週間(稼働とスリープ/オフが繰り返される5日間+スリープ/オフ状態の2日間)の消費電力量を示します。いずれの基準も、数値が低いほど消費電力量の低減が期待できます。

京セラドキュメントソリューションズでは、複合機およびプリンターの消費電力の低減に努めています。また、提供する商品・サービスを資源の採取・製造・使用・廃棄・リサイクルなどそれぞれのステージにおける環境負荷を見える化する手法「ライフサイクルアセスメント(LCA)」も実施しています。ライフサイクルアセスメント(LCA)を活用することにより、環境負荷の低い技術が選択できるためしたり、他ステージへの影響を把握したりすることが可能です。

複合機やプリンターについては、各機種にかかる消費電力の数値公表はもちろんのこと、日本エコマーク、エコリーフ、グリーン購入法、国際エネルギースタープログラムなどの環境ラベルに対応したモデルを多く展開しています。

以下に、消費電力の目安として、当社複合機3モデルの数値をまとめていますので、ご参考にしてください。

カラー複合機4モデル 消費電力比較

消費電力 デスクトップ
カラーA4複合機
ECOSYS M5526cdw
コンパクト
カラーA3複合機
TASKalfa 2470ci
スタンダード
カラーA3複合機
TASKalfa 2554ci
ハイスペック
カラーA3複合機
TASKalfa 8353ci
最大電力量 1,020W 900W 1,500W 2,000W
コピー・プリントモード(動作時平均電力) 345W 510W 480W 1,290W
レディモード(待機時電力) 44W 75W 40W 140W
標準消費電力(TEC値) 0.99kWh 1.06kWh 0.97kWh 6.03kWh
低電力モード - 40W 40W 120W
スリープモード 1.0W 0.5W 0.4W 0.7W
プラグインオフモード 0.2W 0.1W 0.1W 0.1W
国際エネルギエネルギースタープログラム 適合 適合 適合 適合

複合機の消費電力を抑えるポイント

普段使っている複合機の消費電力を抑えるには、日々どのような点に意識を向ければ良いのでしょうか。ここでは、複合機の消費電力を抑えるポイントをご紹介します。ぜひご参考にしてみてください。
複合機の消費電力を抑えるポイント

印刷枚数を減らす

印刷枚数を減らすことは、複合機の消費電力を減らす基本的な方法です。余分な印刷を減らしたり、電子化を検討したりすることで、印刷枚数を減らせるでしょう。従来は出力していた資料も、電子化で代用できないかどうか検討してみてください。また、電子化しておくと、PC上での閲覧や、オンライン上での情報共有がしやすくなるというメリットもあります。

ミスプリントを減らす

印刷ミスをしてしまうと、無駄な消費電力が発生してしまいます。そのため、印刷を出力する前にしっかり事前確認しておくことが大切です。

専用のIDカードなどを使った個人認証印刷が可能なタイプの複合機なら、ミスプリントを減らしやすくなります。PCで印刷操作をした後、複合機の前で実行する際に誤ったデータを削除できるためです。誤った資料を印刷したり、余分な枚数を設定してしまったりした際にも、複合機の画面上で操作を取り消すことができます。

まとめて印刷する

必要な印刷物が複数あるなら、まとめて印刷した方が消費電力は抑えられます。複合機が待機モードに移行してから印刷を繰り返して行うより、複合機を起動した際にまとめて印刷した方が消費電力は少ないためです。

すぐに印刷する必要性がないときは、まとめて資料を印刷することで、複合機の消費電力を抑えてみてください。

低電力・スリープモードにする

オフィス内で、複合機があまり使用されない時間帯はありませんか。そんな時は、できるだけ低電力・スリープモードに設定して、消費電力を抑えてみてください。本体の設定で、一定時間稼働がなかった場合や、夜間・休日には、自動的に低電力モードへ移行することも可能です。

ただし、スリープモードからの復帰に時間がかかる複合機の場合は、頻繁に低電力モードへ移行させることで、作業効率が悪くなってしまう可能性もあります。機器のご利用状況や、復帰にかかる時間なども加味して調整しましょう。

消費電力の低減におすすめの複合機

カラーA3複合機
TASKalfa 7054ciシリーズ

最新のコントローラーを搭載し、使い勝手や連携機能の向上はもちろん、省エネ性能も強化しました。スリープ時にかかる消費電力はわずか0.4W。また、人感センサーを搭載し、複合機に人が近づくと待機モードに、離れると低電力モードに自動的に切り替わります。

またオプションの装着により、IDカード印刷が可能になります。ミスプリントや不要な印刷を抑え、必要なものをまとめて印刷できるため、消費電力低減やセキュリティー性向上にも効果的です。
カラーA3複合機TASKalfa 7054ciシリーズ

カラーA3複合機
TASKalfa 2470ci

お客様の「欲しい」と「コスト」のバランスが取れた複合機。必要な機能を搭載し、サイズも価格もコンパクト、それでいて納得の品質を実現しました。
スリープ時の消費電力も0.5Wと、省エネにも貢献します。ウイークリータイマーによる曜日ごとの自動低電力モードオンオフにも対応しています。
カラーA3複合機 TASKalfa 2470ci

カラーA4複合機
ECOSYS M5526cdw

本体サイズ幅390mm×奥行577mm×高さ619.5mmのコンパクトなボディに最先端の静⾳設計をプラスし、そばに置いていても業務に集中できる環境を実現。デスクサイドや店舗のカウンターなど、必要な場所に設置することができます。

さらに、省エネコントローラーと低融点トナーの採用により、消費電力はスリープ時0.6W、TEC値も1.65kWhと、消費電力の低減にも貢献します。
カラーA4複合機 ECOSYS M5526cdw

複合機導入時には、消費電力が少ないものを選ぶ

オフィスで複合機を使用する限り、一定の消費電力は発生します。そのため、使用時には余分な印刷は控える、まとめて印刷するといった、消費電力の抑制につながる対策を取ることが大切です。また、既存の複合機を環境に優しいモデルに見直すことで、大幅に消費電力を抑える方法もあります。機種の検討にあたっては、オフィス機器の国際的省エネルギー制度「国際エネルギースタープログラム」に適合している製品や、「日本エコマーク」を取得している製品など、環境ラベルの適合情報などを参考にされるのもよいと思います。

京セラ複合機・プリンターは、各種環境ラベルを取得し、消費電力の削減に貢献するモデルを多数ラインアップしています。現在ご使用中のオフィス機器について、省エネを図りたいと感じておられる方は、ぜひ京セラの複合機やプリンターも視野に入れてご検討いただけますと幸いです。機器の見直しや導入検討の際は、お気軽にご相談ください。

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