モノクロA3複合機
TASKalfa MZ4000i/MZ3200i
本体セキュリティー機能の強化
最新の通信環境に対応するため、
セキュリティー機能をさらに充実。
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多彩な認証機能で社内文書を管理
プリンター本体に登録されているユーザーリストで認証を行う「ローカル認証」と、LDAPやActive Directoryなどの認証サーバーを使う「ネットワーク認証」を標準でサポート。Windowsのネットワーク認証でユーザーを管理しているオフィスなどは、導入したプリンターに個別のユーザー登録をする必要がなくなります。
また、ICカードに認証情報を登録すると、ICカードをかざすことでログインが可能になります※。
※オプションのICカード認証キットが必要です。 -
ストレージのセキュリティー性向上
本体ストレージのセキュリティー機能は、情報セキュリティーのための国際規格であるコモンクライテリア(ISO/IEC15408)認証に対応します。データの上書き消去も、従来機種の3回から7回上書き(DoD 5220.22-M ECE方式およびBSI/VSITR方式)にレベルアップし、機能を強化しています。
最新のネットワークセキュリティーに対応
最新のサーバー環境や通信環境で採用されているセキュリティー機能に対応。サポートするセキュリティー機能の数も増やし、セキュリティーソリューションとの高い親和性を実現しました。
【対応しているネットワークセキュリティー例】
・S/MIME(電子証明書を用いてメールの暗号化とメールへ電子署名を行う仕組みのひとつ)
・SCEP(証明書自動更新機能)
・OCSP/CRL対応(証明書検証機能)
・SIEM(ネットワーク機器からログを集約・分析し、セキュリティーリスクを監視)
・TLS version 1.3対応
プログラムの不正な改ざんをブロック
複合機起動時のプログラム異常を検知するSecure Boot、稼働時のプログラム異常を検知するRun-time integrity checkに加え、リストにないプログラムの実行を禁止するAllow Listingに対応しています。
アクセス可能な端末をIPアドレスで制限
IPフィルター設定により、プリンターへのアクセスを自社のネットワークだけに限定し、社外からの不正なアクセスを遮断することができます。
ゲスト向けに利用機能を制限
お客様や外部業者などのゲスト向けには、「モノクロコピーとUSBスキャンのみ使用可」など、複合機の利用を制限付きで許可することができます。使用禁止機能のボタンを押すとログイン認証が求められるため、勝手に使えません。ゲストへの利便性に配慮しつつ、セキュリティーを適切に維持することができます。
プリントセキュリティーの強化
利用者のミスや不正の発生を低減するための
さまざまな設定が可能。
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プライベートプリント
本体メモリー内の「ジョブボックス」に印刷データを一時保存し、印刷時にパスワードやアクセスコードの入力を設けることで、印刷物の放置や取り間違いによる情報セキュリティー事故を未然に防ぐことができます。この機能は、管理者設定が不要で、印刷時にプリンタードライバーの拡張機能を設定して利用できます。
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ユーザーボックスパスワード設定
本体ストレージ内に、スキャンデータや印刷データが保存できる「ユーザーボックス」を作成できます。各ボックスごとにパスワードを設定し、本体パネル・プリンタードライバー・Webブラウザー(COMMAND CENTER RX)からボックスにアクセスする際に、パスワード入力を求めるよう設定することができるため、勝手にボックスの中身を見られたたり、データを持ち出されることを防ぎます。
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機密文書の複製を防ぐ地紋印刷
地紋印刷とは、コピーした時にだけ浮き出る特殊な模様(テキストやパターン)を埋め込むプリント方法です。地紋が印刷された文書をコピーすると、「コピー禁止」などの隠し文字や模様が浮き出るため、文書が原本なのか、コピーなのかを容易に識別できるようになります。不用意なコピーによる情報流出を抑制する効果が期待できます。
その他 セキュリティー機能
●セキュリティーパスワード設定 ●システム初期化設定 ●インターフェイスブロック(USB、LANポート) ●ファクス誤送信防止設定(FASEC1準拠)