駅やイベントでのデジタルサイネージ広告にCM動画を活用
マルマン様
ゴルフ用品のリーディング・カンパニーとして躍進するマルマン様。先進的な素材や新技術の開発を重ね、健康的で素晴らしいゴルフライフのための商品を提供し続けておられます。デジタルサイネージは、新ブランド「ZETA」のPR用コンテンツとして導入。「新製品ではない。新種である。」というブランドコンセプトを最大限にアピールできる効果的な広告表現として、利用されています。
マルマン株式会社
[概要]
所在地:東京都千代田区外神田1-8-13 NREG秋葉原ビル4階
設立:1950年
ホームページ:http://www.maruman-golf.jp/
- プレス発表やイベント、交通広告でポスター掲示を行っていたが、それ以外に「新製品ではない、新種である」というコンセプトを印象的に伝えられる方法がないか探していた。
- 動画制作にかける費用と時間に限りがあった。
- 静止画では伝わらないブランドの世界観を動画で表現。同時に、インパクトのある動画で、駅を歩く人の注意を引いた。
- テレビCMの素材を、縦長のディスプレイに合うように再編集。コストと時間をかけずに動画制作を実現!
デジタルサイネージの強みを生かし情報発信のクオリティーをアップ
「新製品ではない。新種である」というコンセプトの元、テレビCMをはじめとした新ブランドの広告展開を計画していたマルマン様。広告だけでなくプレス発表やイベントといった広報活動や販促活動でも、ブランドコンセプトを伝える新しい表現を検討していました。そんな中、ブランドコンセプトに合致する表現として、弊社のデジタルサイネージを採用いただけることに。
弊社が提案で重視したのは、「あらゆる媒体で統一されたブランド体験を実現すること」「デジタルサイネージの特性を生かした最適な表現に落とし込むこと」、さらに「コストや時間をかけずに実行すること」でした。
デジタルサイネージの活用は、プレス発表や東名阪でのカフェイベント、交通広告(JR、東京メトロ計73面)にまで及び、動画を生かしたコンテンツでインパクトのある表現を実現。歩行者の中には足を止めてデジタルサイネージを見入る方もいらっしゃいました。

テレビCMを縦長のディスプレイに合うよう編集。既存の動画素材を生かし製作コストと制作時間を削減。
デジタルサイネージに関して、一般的にハードルが高いと思われているのが動画制作です。制作には、時間とコストがかかるといったイメージをもたれるお客様も多いもの。マルマン様でも、当初、この懸念がありました。デジタルサイネージの特性を生かすためにも動画を流したいと思いつつも、クオリティの高い動画制作は、コストと制作時間の点で難易度が高いと感じていたようです。
そこで弊社で提案したのが、すでに制作されていたテレビCMの動画素材の活用です。一般的にここで問題となるのが、ディスプレイの比率の問題。テレビCM素材は、テレビの画面比率と同じ横長の16:9。一方、デジタルサイネージで利用するディスプレイは縦長であったり、横長でも4:3であったりと様々。特に交通広告は、建物の柱を利用するため縦長の場合が多く、テレビCM素材をそのまま流用することはできません。
この課題を解決したのが、今回、制作に利用したソフトウェアScala(スカラ)です。ディスプレイに合わせ、拡大・縮小、切り取り、サイズ変更が簡単にでき、横向きの素材を縦向きで加工することも可能。そのためソフトウェアScala(スカラ)を使ったコンテンツ制作を提案し、テレビCMの素材を再編集しました。
結果、クオリティの高い動画を実現するとともに、同時に課題であった「コスト」と「制作時間」という点をクリアすることができたのです。
