導入事例
介護現場で安心して長く使える業務用スマートフォン。事務作業や情報共有をスマホ1台に集約。
特別養護老人ホーム 第二茂庭苑
製品・
ソリューション
DIGNO® SX2
DIGNO® WX
- 法人ビジネス向けモバイル端末
- 業務効率向上
- コスト削減
- 医療・福祉
- 1~99名
第二茂庭苑は、宮城県仙台市に所在する特別養護老人ホームです。2024年4月、入居者へのさらなる支援拡大のため、個別ケアを重視するユニット型特養として新たにオープンされました。在宅に近い居住環境で、入居者一人ひとりの生活のリズムや身体状況に合わせたきめ細やかな介護サービスを提供されています。
オープンに伴い、法人ビジネス向けスマートフォン「DIGNO® SX2」「DIGNO® WX」を導入いただきました。導入を主導された相談員の髙野様、介護現場で実際に利用されている佐竹様に、当社スマートフォン導入の背景やその後の業務改善についてお話を伺いました。
特別養護老人ホーム 第二茂庭苑
組織情報
業種 |
医療・福祉 |
職員数 |
67名(2024年10月31日時点) |
所在地 |
宮城県仙台市太白区茂庭台2丁目15-15 |
URL |
事例概要
課題
- ・既存施設ではフィーチャーフォンを利用していた
- ・介助中にフィーチャーフォンを落とし壊してしまう事象がたびたびあった
- ・設備の互換性の問題で、業務効率化に役立つアプリや機能を活用できない
導入
- ・耐久性があり落下衝撃に強いDIGNO®シリーズを導入
- ・アルコール消毒可能な耐薬品性も評価
- ・介護記録やナースコール通知のアプリを活用
導入後の変化
- ・介護記録業務の効率向上
- ・ナースコール時の初動時間が削減
- ・ナースコール点灯ライトの設置が不要になり、入居者様がより快適に暮らせる空間へ
フィーチャーフォンの耐久性に悩み。業務効率化に役立つアプリも導入できず
第二茂庭苑 介護主任 佐竹様
当社スマートフォンを導入された背景を教えてください。
ユニット型特養「第二茂庭苑」オープンに伴い、業務用スマートフォンの導入を検討していました。既存施設ではフィーチャーフォンを活用していましたが、壊れやすさや業務効率の面で不満があり、新しいデバイスを探していました。
ちょうどそのとき、取引先から京セラドキュメントソリューションズジャパン様のDIGNO®シリーズをご紹介いただいたのが導入のきっかけです。
導入以前に抱えていたお困りごとを教えてください。
職員が介助しているときに、フィーチャーフォンを誤って落とし壊してしまうことがたびたび起こり、その都度買い替えの手間やコストがかかっていました。また、互換性のあるアプリが少なく、業務効率化に役立つ介護記録やナースコール通知のアプリを活用できませんでした。職員がフィーチャーフォンの機能に合わせて働く必要があり、業務効率化を図るには制約がありました。
落下衝撃に強い耐久性が導入の決め手
当社スマートフォン導入の決め手を教えてください。
まず、耐久性があり落下衝撃に強い点です。万が一の落下に気を取られることなく、安心して介助に向き合うことができます。また、衛生面から、アルコールでお手入れ可能な耐薬品性も非常に良かったです。現場では、シフト交代で後任の担当者にモバイル端末を引き継ぎますが、その際にアルコールで消毒してから渡すことができます。
DIGNO® SX2 製品写真
記録作業や情報共有をスマートフォン1台に集約し業務効率化
導入後、業務における変化はありますか。
業務効率に役立つアプリを活用し、記録作業や情報共有をスマートフォン1台に集約することができ、業務の効率が上がりました。
一例として、ナースコールの通知を受け取れるアプリを使い、スマホで通知を確認することで、どこの部屋の誰がナースコールしているか瞬時にわかるようになりました。以前までは、ナースコール表示板を見に行かないと、ナースコールされた入居者様のお名前や部屋の場所がわからなかったですが、通知のおかげで初動の時間が削減されました。さらに、ナースコール時に点灯するライトを各部屋前に設置していましたが、不要になり第二茂庭苑では投資削減できました。また、いかにも「施設」という設備がなくなったことで、入居者様がより快適に暮らせる空間づくりが促進されました。
また、既存施設では、これまで職員共有のPCやiPadで介護記録を記入していましたが、職員どうしの記入待ちの時間が発生したり、あとで書こうとして忘れてしまうという問題も起こっていました。そこで、各自のスマートフォンで介護記録できるアプリを導入したところ、いつでもどこでも手持ちのスマートフォンから記録できるようになり、記録業務の効率が上がりました。
記録作業や情報共有で有効活用いただいています
ペーパーレス化推進によって入居者様のケアの時間を充実させたい
今後の展望についてお聞かせください。
ペーパーレス化を推進し、煩雑な業務を削減し、ケアに充てる時間を充実させたいです。例えば、会議録の作成やファクス送受信など、紙書類を扱う業務を効率化し、削減できた時間を入居者様のケアに充てることを目指しています。今後も、職員が入居者様一人ひとりに寄り添った介護に集中できる環境を整備していきたいと考えています。
第二茂庭苑の職員の皆様