TASKGUARD IDマネージメントシステム
機能
セキュアプリント
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IDカードをかざした後に出力
パソコンで印刷を実行し、複合機のカードリーダーにIDカードをかざした後に出力が開始されるため、本人の書類だけを確実に手にすることが可能です。
出力物の放置や混在を防ぎ、重要書類を覗き見されたり、持ち去られたりといった情報漏えいのリスクを低減します。IDカードは、既にお持ちの社員証に埋め込むことができるため、複数カードを持つ必要もありません。
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出力履歴管理
「誰が、いつ、何を、どこから、何部出力したか」の履歴(ログ)を残すことができます。ログは管理画面から閲覧でき、不正印刷のチェックや、万が一の情報漏えいが起こった際の追跡調査が可能です。
印刷の強制停止
ジョブ名に特定の単語が含まれている場合、強制的にジョブを中止することができます。個人情報や取引先情報などの印刷の制限を行うことで、情報漏えいのリスクを低減します。
特定ユーザーの印刷禁止
特定のユーザーが印刷を行った場合に警告を出したり、強制中止することができます。
コスト削減
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クオーター設定(上限枚数設定)
ユーザーごとに一定期間あたりの総出力数、カラーページ出力数、コストなどを設定できます。例えばカラープリント枚数が多い場合は、1ヶ月の上限枚数を設定することで、コスト削減を実現します。また、上限が近づいたとき、ユーザーに対して通知を送ることができます。
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ミスプリント低減
誤って印刷指示をした場合でも、複合機の操作パネルから削除や変更ができるので、無駄な出力が減らせます。また、削除時間を自由に設定し、システムから自動で削除することができます。
※京セラ複合機のみ対応
カラープリントの利用を制限
KXドライバーとの連携により、各ユーザーのドライバーを管理者が設定できます。例えば、カラープリントの利用制限、エコプリントの強度設定、Outlookからの印刷を強制的にモノクロにするなど、多彩なポリシーを設定できます。
両面印刷や集約印刷の強制
コピー・プリント・スキャン・ファクス・USBメモリーの使用など、ユーザーごとに使用できる機能を制限することができます。また、トナーセーブモードや両面印刷、集約印刷を強制することで、コスト削減にも役立ちます。
ユーザビリティー
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柔軟な印刷機能
「複合機がメンテナンス中で使えない」といった時も、別の複合機・プリンターにIDカードをかざして出力が可能です※1。
その他にも、PCで印刷指示を出して代理人がIDカードをかざして複合機から取り出せる「デリゲート印刷(代行印刷)」※2や、Office形式のファイルをメールまたはWeb経由でサーバーへ登録するだけでドライバーなしで印刷できる機能※2など、状況に応じて活用できる柔軟な印刷機能を備えています。
※1 同一ネットワーク内にある同一メーカーの複合機・プリンターからの出力に限る
※2 京セラ複合機の対応機種でのみ使用可能
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簡単スキャン送信
IDカードをかざしてログインした後は、宛先指定をしなくても、ワンタッチで自分宛にスキャンデータを送信することができます。※
また、スキャンした文書をクラウドストレージ「OneDrive」へダイレクトにアップロードすることも可能です。
※同一ネットワーク内にある同一メーカーの複合機・プリンターからの出力に限る
モバイルからの印刷にも対応
プリントアウト用のモバイルアプリ「KYOCERA Mobile Print」を利用すれば、モバイル端末からのプリントにもTASKGUARD ID マネージメントシステムの出力管理を適用することが可能です。大学などで、学生に対してモバイル端末からのプリントアウト環境を提供する仕組みとして最適です。
お気に入り登録
よく印刷するお気に入りのジョブを登録することで、いつでも出力が可能です。 ※京セラ複合機の対応機種でのみ使用可能
多言語設定
ログインユーザーごとに複合機操作パネルの言語を設定することができます。 ※京セラ複合機の対応機種でのみ使用可能
操作パネルカスタマイズ
アイコンの並べ替えや、アイコンを押した時の動作の定義など、お客様の使用方法や仕事内容に適した操作パネルを作り上げることができます。 ※京セラ複合機との連携機能
管理機能
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管理画面
Webブラウザーの管理画面で、印刷コストのコントロールや印刷ジョブの管理、ユーザー登録、レポート作成などが行えます。また出力機器のステータスをリアルタイムで確認でき、紙詰まりやトナー切れといったトラブルの対応も迅速に行えます。
集計レポート自動配信
管理者は管理画面からレポートが確認でき、設定した期間内の印刷に関する全ての正確なデータを取得できます。自動配信設定が可能で、特定の情報を個人に送ることも可能です。出力機器・部門・ユーザー・ジョブ・プロジェクトなど60種類以上のレポートを生成でき、ファイルフォーマットはPDF・HTML・XML・CSVをサポートしています。
認証設定・一時利用カード
管理者のポリシー設定で、認証印刷することなくダイレクトプリントを可能にできます。その場合でも、管理画面の印刷ジョブ履歴は記録されます。
また「自宅に忘れてしまった」といった場合などでIDカードが手元にないユーザーに、一時的に代わりのIDカードの登録が可能です。有効期間を設定でき、一定時間が経過すると一時利用カードの情報は消去されます。
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サーバーダウン時も安定稼動
動作に問題が生じた際、アクティブなサーバーからバックアップサーバーへとスイッチさせることができます。万一のトラブルの際も、システムが止まらない環境を構築できます。
ローカルプリントスプール
印刷ジョブのデータをサーバーの代わりに複合機のハードディスクにスプールできます。サーバー停止時やネットワーク障害時であっても印刷が可能です。また、エンタープライズ運用において、拠点間のネットワークに負荷をかけられない、機密性の高いデータの通信が許されないといった環境でも有効な機能です。
※京セラ複合機の対応機種でのみ使用可能
オフライン認証
サーバーが停止した状態であっても、過去にログインしたユーザー認証のキャッシュ情報を使用してオフライン認証による印刷が可能です。
※KYOCERA Net Manager Proエディションのみ利用可能(KYOCERA Net Managerベーシックでは利用不可)
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Active Directory連携
ユーザー情報をMicrosoft Active Directory、Novelle Directory、Open LDAP、Lotus Domino、CSVファイルから取り込むことができます。ユーザー情報はActive DirectoryとCSVファイルを組み合わせるなど複数のデーターベースを参照して取り込むことも可能です。