課題解決
2017/04/14
介護記録のテンプレートをPCレスで印刷する
今回は介護記録のIT化ステップ1。“手書きの記録” を“紙媒体で保管”する際に生じる課題について改善案をご紹介します。
手書きの介護記録にも様式はある
介護記録を手書きで行っている場合でも真っ白な紙やノートに記録しているわけではありません。記録は正確性が重要で誰が見ても分かるように残しておくことが重要なため、担当者によって記載内容に大きなぶれや、情報の抜け漏れがないよう各自治体や施設が指定しているテンプレートを使用している場合がほとんどです。
日常的に使用するため、例えば記録用紙をある程度まとめて印刷し、ストックから利用しているところが多いのではないでしょうか。しかしそれも毎日在庫管理をしている余裕もありませんし、不定期に記録する事故報告書やヒヤリハット報告書などは印刷しておいても無駄になることもあるでしょう。
だからと言って、1枚ずつまたは毎日記録毎にPCから印刷を行うのは手間ですし、介護レセプト用のPCが1台しかないため自由な時間に使えないといった施設も少なくありません。
複合機から直接テンプレートを印刷できる
上記のような課題は複合機で解決することができます。複合機に記録ごとのテンプレートをすべて保存しておくことで、PCを使わずにタッチパネルの操作だけで必要数を印刷することができます。
出かける前に足りない分を印刷したり、帰り際のPCが混雑した時間帯であっても印刷したりと時間やPCに制限されることなく、必要なテンプレートを必要な枚数だけ印刷することで“待つ”という時間を短縮することができます。こういったほんの少しの改善であっても、日常的に発生する業務を改善することで、積み重なり業務時間の短縮が可能となりますので、ぜひご活用ください。
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