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導入事例

課題

電子カルテ更新を契機に、病院全体のデジタル基盤を再整備。京セラ高耐久スマートフォンがつなぐ次世代医療コミュニケーション

イメージ

大阪市立総合医療センター

地方独立行政法人 大阪市民病院機構
大阪市立総合医療センター

製品・
ソリューション

DIGNO SX4

ECOSYSプリンター、複合機

TrustScan™長期署名システム

  • 法人ビジネス向けモバイル端末
  • 業務効率向上
  • 医療・福祉
  • 1,000名以上

大阪市立総合医療センターは、大阪市都島区にある許可病床数1,063床の大阪市内有数の大規模病院です。30年以上の歴史を持ち、がん医療や救急医療、小児・周産期医療をはじめとする幅広い分野で高度な専門医療を提供し、大阪市の中核・拠点病院として地域医療を支えています。
同センターでは、2027年の電子カルテ更新を契機に、病院全体のデジタル基盤を再整備する方針です。災害拠点病院として安定した通信環境を確保するため、院内通信基盤にsXGPを導入するとともに、PHSからスマートフォンへ切り替え、院内コミュニケーションのさらなる高度化を目指します。
今回は、医療DX推進に向けたスマートフォン導入の背景や、京セラスマートフォン採用の理由、期待される活用効果について、医事・医療情報部医事課担当課長 佐々木様と、同部TQMセンター副主幹 齋藤様、同部医事課(システム)係長 田中様にお話を伺いました。

組織情報

設立

平成5年12月

業種

病院

所在地

大阪市都島区都島本通2-13-22

URL

https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/

病床数

1,063 床

事例概要

導入前の
背景

  • 電子カルテ更新をきっかけに、今後のDX推進に向けた院内全体のデジタル基盤の見直し・強化を行う必要があった。
  • 電話交換機の更新に伴い、PHSのスマートフォン置き換えを検討していた。
  • 災害拠点病院として、有事の際も安定した通信環境を確保するためにsXGPを採用し、sXGPに対応したスマートフォンとして京セラを検討していた。

採用理由

  • 他病院から、「故障が少なくバッテリー消耗のリスクも低い」という京セラスマートフォンの評価を聞いた。
  • 医療現場での持ち歩きや落下を想定し、京セラスマートフォン独自の高い堅牢性・耐久性を評価。
  • 防水性能やアルコール・次亜塩素酸での清拭、ハンドソープ洗浄への対応など、医療現場で清潔に使える点を評価。

期待効果

  • 医師や医療現場を中心に1,550台を配置し、チャット機能活用による職員間のコミュニケーションの円滑化に期待。
  • スマートフォンとMicrosoft365を組み合わせて活用し、安全かつ円滑な情報共有環境の実現に期待。
  • 将来的には各種アプリとスマートフォンを連携し、1台に多様な機能を集約することで、さらなる業務効率化を推進する予定。

電子カルテ更新に伴い、病院全体のインフラ・デジタル基盤を全面的に見直し

導入前の背景を教えてください。

当院では、2027年1月に電子カルテの更新を予定しています。この大規模なシステム刷新を契機に、病院全体のデジタル基盤を見直し、院内全体のDXを着実に進めていきたいと考えています。当初は、電話交換機の更新に伴うPHSからスマートフォンへの切り替えが検討の出発点でした。その際、キャリア回線を使う選択肢もありましたが、災害拠点病院としては外部の通信障害に左右されにくい自営の通信網が必要だと判断し、sXGPを導入することになりました。そこから、sXGPに対応するスマートフォンを探し始めた形になります。
その後、アプリケーションやセキュリティについて検討を進める中で、ネットワーク環境やインフラを含めたデジタル基盤全体も見直す必要があると考えるようになりました。医療現場では複数のネットワークが存在し、事務系端末と電子カルテ端末のネットワークが分かれているため、円滑な情報共有が難しい場面があります。そのため現状はUSBやメールのPPAP運用を行っていますが、それも限界が見え始めていました。そうした課題に対し、スマートフォンの導入は院内コミュニケーションを改善するための重要な一歩になると考えています。(佐々木様)

PHSには、「患部の写真が共有できない」「複数の医師に同時に状況を伝えたい」「電話だけだと話した記録が残らず、言った言わない問題になる」といったコミュニケーション上の不満がありました。「Microsoft 365」をスマートフォンと掛け合わせることで、セキュアな環境下でのチャット・データ共有が可能になり、一方通行の電話だけだった院内コミュニケーションの「利便性」「正確性」を高められると期待しています。DXの効果を特定の部門や職員にとどめず、院内全体で活用できる環境を整えることが私たちの役割です。その意味でも、院内全体のDXを推進するうえで、スマートフォンは欠かせないツールだと考えています。(田中様)

(左)佐々木様(右)田中様

(左)医事・医療情報部医事課担当課長 佐々木様
(右)医事・医療情報部医事課(システム)係長 田中様

現場で長く安心して使える端末として、京セラに期待

なぜ京セラスマートフォンを選定されたのでしょうか?

まず1点目は「他院からの高い評価を得ていた」点です。
当院は規模が大きいため、端末選定には慎重な判断が必要でした。そのため、自分たちの主観だけに頼らず、他院の口コミなど第三者の意見も参考にしながら検討を進めていました。実は当初、別メーカーの端末を採用する方向で検討が進んでいました。しかし、他院を見学した際に、その病院は次期端末として京セラスマートフォンを検討されていると伺いました。その理由として、故障が少なく、バッテリーの耐久性が優れている点などを評価ポイントとして挙げられていました。以前京セラのショールームでも、工事現場などでも使える“頑丈”なスマートフォンとしてご紹介いただいたことがあり、その記憶と他院の話が繋がったことが京セラに相談しようと思ったきっかけです。京セラとは、2020年からすでにプリンターで約550台の取引があり、故障の少なさや高い耐久性、安定して稼働していたことから、メーカーとしての安心感もありました。

2点目はスマートフォン自体の「堅牢性」です。
医療現場では、職員が患者さまの介助やベッドサイドでの対応、物品の運搬など、さまざまな場面で端末を持ち歩きながら業務にあたります。そのため、白衣の胸ポケットやカートから端末が落下するなど、日常業務の中で思わぬ衝撃が加わるケースも想定されます。その点、京セラスマートフォンは高い堅牢性を備えているため、医療現場でも安心して長く使える端末だと期待しています。 また、PHSと同じように白衣のポケットに入れて持ち歩けるサイズであることも、現場にとって使いやすいポイントです。

3点目は、「医療現場に配慮した衛生面での使いやすさ」です。
看護師をはじめとする医療従事者は、水や薬剤に触れる場面が非常に多くあります。例えば、手洗いの際に端末に水がかかったり、洗面台に水没させたり、薬剤の準備中に近くに置いた端末へ薬液が付着したりすることもあります。その点、京セラのスマートフォンは防水性に優れ、アルコールや次亜塩素酸による清拭やハンドソープでの洗浄にも対応しているため、端末を清潔に保ちやすく、医療現場で安心して使える設計になっています。

※京セラスマートフォンは米軍MIL規格に準拠しており、さらにそれより過酷な京セラ独自の試験(鋼球落下(高さ1.22m 26方向)、L字落下(高さ1.5m)、タンブル落下(高さ約1mから500回連続落下)、高温保管(70℃/連続4時間)、コンクリート落下など)もクリアしています。

現場で長く安心して使える端末として、京セラに期待

京セラ担当者からのコメント

京セラスマートフォンは「堅牢性」を強みとしており、展示会では小型洗濯機に端末を沈めるデモを行い、耐久性を体感いただいております。米軍国防総省調達基準に準拠した試験(21項目)に加え、さらに過酷な京セラ独自の耐久試験(10項目)をクリアしており、医療現場はもちろん、災害時なども「止めない医療」を支援できると考えています。今後もさらなる医療DXの推進にトータルに寄り添えるパートナーとして、尽力してまいります。

導入を後押ししたのは、営業担当者への信頼

大阪市立総合医療センターとは2020年よりプリンター・A4複合機・長期署名システムのお取引があり、提案時に事前にお客様の状況を細かく調査したうえで、最適な提案を行う営業の姿勢に対しても高い評価を頂きました。

営業担当の方への信頼感は、導入を検討する上で重要な要素です。京セラの営業担当はプリンターやスマートフォンについて相談すると迅速に対応していただけるため、京セラに対する信頼は厚いです。今回のスマートフォン導入の際も保守サービスなどのアフターケア面について相談に乗っていただき、非常に助かりました。(佐々木様)

京セラ担当者からのコメント

私の提案時には、院内で稼働しているプリンターは導入から7年が経過しており、通常であれば全機種を一斉に入れ替える時期でした。一方で、費用面への配慮も必要だったため、お客様にとっての最適な導入プランは何かを考え、できる限り多くの選択肢をご提案したいと思いました。そこでまず、病院内で稼働しているすべての機器の印刷枚数を事前に確認・分析するところから始めました。印刷枚数の多い機器と少ない機器を把握したうえで、使用状況や消耗度合いに応じて機器をローテーションしながら段階的に機器を入れ替える案や、機種ごとに入れ替えを行うことで初期費用や運用の手間を抑える案など、複数の選択肢をご提案しました。今後も、お客様の状況や課題を丁寧に把握しながら、最適なご提案ができるよう努めてまいります。(当社営業担当 野口)

将来的には、スマートフォンを1つの業務プラットフォームへ

スマートフォンの今後の活用方法について教えてください。

全職員に配布する場合は2,500台程度必要になりますが、まずは医師や医療現場を中心に約1,500台をスマートフォンへ切り替え、PHSと並行し段階的に導入を進める予定です。機能も、ひとまずは通話とチャットに絞って運用してみて、その後段階的に活用範囲を広げていく計画です。将来的には電子カルテやさまざまなアプリとの連携を行い、スマートフォンを1つの業務プラットフォームとして活用していきたいと考えております。

災害拠点病院としては、災害訓練を行う際の情報共有にもスマートフォンを活用していきたいと思っています。病院支給のスマートフォンと安全なクラウド環境を組み合わせることで、被害状況の写真をタイムリーに共有でき、実際に災害が起きたときの状況把握の正確性向上につながると考えています。また、当院ではチーム医療を盛んに行っており、会議も多く発生しています。その際、都度議事録を作成することは職員にとって大きな負担となるため、スマートフォンで音声を拾い、AIやアプリを使って議事録化できれば、業務負担の軽減につながるのではないかと期待しています。

将来的には、スマートフォンを1つの業務プラットフォームへ

医事・医療情報部医事課 TQM センター副主幹 齋藤様

大阪の中核を担う病院として、知名度・ブランド力の向上へ

今後の展望についてお聞かせください。

大阪の高度急性期医療を担う病院として、今後さらに知名度・ブランド力を高めていきたいと考えています。
あらゆる医療の領域を、「広く」「深く」カバーしているのが当院の強みなのですが、その良さが院内の職員にも、外部の皆さまにも伝わり切っていないと感じています。
そういった部分をもっと数字などで見える化していくことで、より多くの方に安心して選んでいただける病院になれるのではと思っています。
また、当院にはTQMセンターがあり、医療の「質」の向上にもアプローチできる内部環境が整っています。今後人材不足が懸念される医療業界にとって、医療の質向上には業務効率化が必須です。そのために、まずはスマートフォンやデジタルツールを着実に活用していくことが、私たち医事・医療情報部に求められている役割だと考えています。

将来的には、スマートフォンを1つの業務プラットフォームへ

(右から順に)
医事・医療情報部 医事課担当課長 佐々木様、同部TQMセンター副主幹 齋藤様、同部 医事課(システム)係長 田中様、当社営業担当 野口

清水貞利病院長より

「確実につながる通信」を最優先に大阪市立総合医療センターは、災害拠点病院として「確実につながる通信」を最優先に、院内の情報基盤整備を進めてきました。今回のsXGP導入と京セラスマートフォンの採用は、災害時の通信確保だけでなく、平時の医療の質向上に大きく寄与するものと期待しています。今後も、患者さんにより良い医療を提供するため、現場の声を大切にしながらこれからの働き方を支え、安全で強靭な医療情報基盤の構築に取り組んでいきます。

清水貞利病院長

導入製品・ソリューション

法人ビジネス向けモバイル端末

法人ビジネス向けモバイル端末

法人ビジネスの業務利用に特化した、京セラのスマートフォンやタブレット。安心の日本製で、高耐久・高品質なモバイル端末が職場内のさまざまな課題解決を図ります。

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【法人ビジネス向けモバイル端末】DuraForce EX(高耐久スマートフォン)商品ご説明資料

【法人ビジネス向けモバイル端末】DuraForce EX(高耐久スマートフォン)商品ご説明資料

現場業務をこの1台に!堅牢性と信頼性を兼ね備えた高耐久スマートフォン「DuraForce EX」の特長を詳しくご紹介します。

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