XPSプリンタードライバー
Version ：5.18.75.2
対象機種 ：TASKalfa 650c
動作環境 ：Windows Vista/Server 2008、またはXPS Essentials Pack がインストールされている
Windows XP SP2/Server 2003 SP1以降のコンピュータ
Windows 7
使用条件 ：このソフトウェアをダウンロードする前に、[使用許諾契約書]を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
概要 ：Windows Vista用に開発されたアプリケーション（Windows Presentation Foundationアプリケーション）
から印刷を行う場合に使用します。
インストール方法 ：
1 ハードディスクに適当な名前のフォルダを新規に作成します。（例 C:\Driver）
2 ダウンロードしたファイルを1で作成したフォルダにコピーします。
3 2でコピーしたファイルを実行すると自動的に解凍が始まり、[TASKalfa650c_XPS]フォルダが生成
されフォルダの中に複数個のファイルとフォルダが作成されます。
4 生成フォルダ内にある Setup.exe をダブルクリックし、オートインストーラを起動します。
Windows Vistaの場合、OSの設定によっては[ユーザーアカウント制御]のダイアログが表示される
ことがありますが、[続行]をクリックします。
5 HS Series XPS用のInstallShieldウィザードが開始されます。[次へ]をクリックします。
6 使用許諾契約の画面が表示されます。使用許諾契約書の内容を読み、同意頂けれる場合は[使用許
諾契約の条項に同意します（A）]にチェックを入れたまま、[次へ]をクリックします。
7 インストールを開始する準備ができた旨のメッセージが表示されるので[インストール]をクリッ
クしてインストールウィザードに従ってインストールします。
Windows Vistaの場合［Windows セキュリティー］ダイアログボックスが表示されましたら
[このドライバーソフトウェアをインストールします］をクリックしてインストールを続けてください。
注意事項：
・Windows Vista 32bit版でXPS Viewer EPから、また、Windows Vista 64bit版でXPS ViewerとXPS Viewer EPから、
XPSプリンタードライバーで印刷を行うと、以下のような不具合が発生します。
PS3またはPCL6ドライバーをご使用になることでこれらの不具合は回避できます。
1. 入力した部門コードが無効となり、未定義部門のジョブとして処理されます。
2. プライベート印刷を行うと、印刷時に入力したパスワードが無効となり、パスワードが設定されていない状態
になります。
3. Document Monitorから印刷完了のイベント通知が行われません。
4. Document Monitorからジョブキューを印刷または、削除することができません。
5. 本機のタッチパネル、Document Monitorの印刷キュー、COMMAND CENTERの印刷ログとファイリングボックス
画面で、文書名が表示されません。
＊Service Packを適用したWindows Vista 64bit版のXPS Viewerでは、本現象は発生しません。
・XPSプリンタードライバーのポートでFILEポートを選択した状態で、XPS Viewerから印刷を行った場合、ファイル保
存先のパスを入力するダイアログが出ず、ファイルに保存することが出来ません。
・以下の環境では、[オーバーレイファイルで保存]を選択して、実行しても、オーバーレイファイルの作成が出
来ません。
1. Windows ServerからポイントアンドプリントでインストールしたXPSプリンタードライバーで実行した場合。ただ
し、Windows Vista上にインストールしたドライバーの共有タブで、[クライアント コンピュータで印刷ジョブの
レンダリングをする]を選択していない場合。
2. Citrix環境で、自動複製したXPSプリンタードライバー（Auto Created Client Printer）で実行した場合。
・お使いのアプリケーション/原稿によっては、部分的に正しく印刷されない場合があります。
正しく印刷されない場合は、PS3もしくはPCL6ドライバーをご使用下さい。
・WindowsサーバーからポイントアンドプリントでインストールしたXPSプリンタードライバーを使用して
印刷する場合、ウォーターマークのフォントとして、サーバーにインストールされていない
フォントを選択すると、ウォーターマークが正しく印刷されません。
＊ただし、Windows Vista上にインストールしたドライバーの共有タブで、[クライアント コンピュータで
印刷ジョブのレンダリングをする]を選択している場合は、正しく印刷を行うことが出来ます。
・Citrix環境で、自動複製したXPSプリンタードライバー（Auto Created Client Printer）を使用して
印刷する場合、ウォーターマークのフォントとして、クライアントにインストールされていない
フォントを選択すると、ウォーターマークが正しく印刷されません。
・Windowsフォトギャラリーから、印刷用紙サイズ指定またはマガジンソートを選択して、
ウォーターマークを付けて印刷を行うと、正しい位置に印刷されない場合があります。XPSドライバーの画面上で、
[原稿サイズ]と[印刷用紙サイズ]を同じサイズに設定して、印刷を行って下さい。
・XPSドライバーから印刷時、レンダリングに数分以上かかるファイルが印刷されない場合があります。
そのような場合は、XPSドライバーのプロパティ画面上で詳細設定タブを開き、
[全ページ分のデータをスプールしてから、印刷データをプリンターに送る]を選択して、印刷を行って下さい。
制限事項：
・Windows Vista / 7で、COMMAND CENTERのSecurity設定内で、作成した証明書を使用して、IPP SSLのプリンタを
作成しようとしてもポートの作成が出来ません。
CA局の発行したCA証明書を、COMMAND CENTERのSecurity設定ページからアップロードして使用する場合は、
問題なくポートの作成ができ、印刷もできます。
【対応方法】
IPP SSLで印刷したい場合は、CA証明書をCOMMAND CENTERからアップロードしてご使用ください。
・Windows Vista / 7以外のWindows OSからWindows Vista / 7へアップグレードし、
MFPからWindows Vista / 7へポイントアンドプリントでプリンタドライバをインストール中に
"ドライバの更新が必要"メッセージが表示され、ポイントアンドプリントのインストールが中断する場合があります。
【対応方法】
1. "ドライバの更新が必要"メッセージが表示されたプリンタを選択し、右クリックします。
2. メニューの中から"ドライバの更新"を選択します。
3. 警告画面が表示されますので、その画面で"ドライバのインストール"ボタンを押下します。
4. "ドライバの更新が必要"メッセージが解除され、ポイントアンドプリントでプリンタドライバが
正常にインストールされます。
【Point and Print (Windows Server - Client) プリンタドライバの追加方法】
○32bitのプリンタドライバがインストールされているWindows Server 2003(x86)に64bitのプリンタドライバを追加する方法
1. プリンタドライバの共有タブから、ドライバを共有し、追加ドライバでx64を選択する。
2. プリンタドライバ（x64）パッケージの拡張子.INFファイルを参照する。
3. Windows Server 2003（x64）ファミリのCDを要求される。CDの「amd64」フォルダから「NTPRINT.INF」を読み込む
（CDを挿入すると自動的に読みこまれます）。
4. 「MSXPSDRV.INF」を要求されるので、「%SYSTEMROOT%\System32\Spool\XPSEP\amd64」を参照する。
5. （手順2でドライバのパッケージを参照するために挿入したクライアントCDをドライブから取り除いていた場合、）
クライアントCDをドライブに入れ、x64ドライバの場所を参照する。
○64bitのプリンタドライバがインストールされているWindows Server 2003(x64)に32bitのプリンタドライバを追加する方法
1. プリンタドライバの共有タブから、ドライバを共有し、追加ドライバでx86を選択する。
2. プリンタドライバ（x86）パッケージの拡張子.INFファイルを参照する。
3. Windows Server 2003（x86）ファミリのCDを要求される。CDの「i386」フォルダから「NTPRINT.INF」を読み込む
（CDを挿入すると自動的に読みこまれます）。
4. 「MSXPSDRV.INF」を要求されるので、「%SYSTEMROOT%\System32\Spool\XPSEP\i386」を参照する。
5. （手順2でドライバのパッケージを参照するために挿入したクライアントCDをドライブから取り除いていた場合、）
クライアントCDをドライブに入れ、x86ドライバの場所を参照する。
○32bitのプリンタドライバがインストールされているWindows Vista / 7(x86)に64bitのプリンタドライバを追加する方法
(事前準備) Windows Vista 64bitクライアント上の「%SYSTEMROOT%\system32\DriverStore\FileRepository」フォルダ内の
「ntprint.inf_********」フォルダを、サーバになるWindows
Vista / 7 32bitにコピーするか、共有で参照できるようにしておく。
1. プリンタドライバの共有タブから、ドライバを共有し、追加ドライバでx64を選択する。
2. プリンタドライバ（x64）パッケージの拡張子.INFファイルを参照する。
3. Windows メディア (x64 プロセッサ)を要求される。上記、Windows Vista / 7 64bitクライアントの
「ntprint.inf_********」フォルダ内の「ntprint.inf」を参照する。
4. OKをクリックする。
○64bitのプリンタドライバインストールされているWindows Vista / 7(x64)に32bitのプリンタドライバを追加する方法
(事前準備) Windows Vista 32bitクライアント上の「%SYSTEMROOT%\system32\DriverStore\FileRepository」フォルダ内の
「ntprint.inf_********」フォルダを、サーバになるWindows
Vista / 7 64bitにコピーするか、共有で参照できるようにしておく。
1. プリンタドライバの共有タブから、ドライバを共有し、追加ドライバでx86を選択する。
2. プリンタドライバ（x86）パッケージの拡張子.INFファイルを参照する。
3. Windows メディア x86 プロセッサ)を要求される。上記、Windows Vista / 7 32bitクライアントの
「ntprint.inf_********」フォルダ内の「ntprint.inf」を参照する。
4. OKをクリックする。
【ポイントアンドプリントしたときの制限事項】
(1)サーバーOSとクライアントOSの組合せによっては、サーバー側の[標準の設定]で設定した印刷設定を、
クライアント側に反映させることができません。
(2)Windows Vista / 7では、Windows XPやWindows 2000と同様の操作でプリンタドライバのプロパティを開くと、
構成タブ内が全てグレイアウトされオプション取得や構成の手動変更が出来ません。
【対応方法】
Windows Vista / 7からプリンタドライバのプロパティを開く場合、以下の操作方法を使用して開いてください。
1. コントロールパネル内にあるプリンタアイコンをダブルクリックしてください。
2. 本機のプリンタドライバをマウスで右クリックしたメニューの中から、“管理者として実行”にカーソルをあて、
表示されたサブメニューの中から“プロパティ”を開いてください。
(3)ポイントアンドプリントでプリンタドライバをインストールした時、プロパティの全般タブの機能情報
（色、両面、ホチキス止め、速度、最高解像度、利用可能な用紙）が表示されません。
【対応方法】
ポイントアンドプリントでプリンタドライバをインストールしないでください。
(4)プリンタドライバをインストールしたユーザが、そのドライバプロパティ画面上の構成タブ内の設定を変更することが出来ません。
Windows 7では「アドミニストレータ権限で実行」が無くなったため、インストールしたユーザがアドミニストレータ権限であっても
構成タブを変更することができません。
【対応方法】
プリンタドライバをインストールしたユーザ以外でログインし、アドミニストレータに昇格することで、
構成を取得することが可能となります。
(5)64bit環境で縦原稿のXPSファイルを「180度回転する」を選択して印刷を行うと、正しく印刷されません。
180度回転はしますが、横向きのシートに印刷されるため、イメージの下部分が欠けて出力されます。
【対応方法】
回避方法はありません。
(6)Windows 7にポイントアンドプリントでインストールしたプリンタドライバのプロパティ操作を行うと、
本機タッチパネルのメッセージ表示エリアに「電源をいれ直してください」が表示され、操作できなくなります。
【対応方法】
本問題が発生した場合は、本機の主電源スイッチカバーを開けて、主電源スイッチをオフ／オンしてください。
ポイントアンドプリントでプリンタドライバをインストールしないでください。インストールした場合は、
アンインストールしてください。
商標 ：
本書で記載されている登録商標を下記に記します。
・Windows 2000 の正式名称は、Microsoft Windows 2000 Operating System です。
・Windows XP の正式名称は、Microsoft Windows XP Operating System です。
・Windows Server 2003 の正式名称は、Microsoft Windows Server 2003 Operating System です。
・Windows Server 2008 の正式名称は、Microsoft Windows Server 2008 Operating System です。
・Windows Vista の正式名称は、Microsoft Windows Vista Operating Systemです。
・Microsoft 、Windows またはその他のマイクロソフト製品の名称及び製品名は、米国Microsoft Corporation の
米国およびその他の国における商標または登録商標です。
・PostScript、またはその他のアドビシステムズ製品の名称及び製品名は、米国Adobe Systems Incorporatedの
米国およびその他の国における商標または登録商標です。
・Netscape は、Netscape Communications Corporation の商標です。
・IBM 、AT およびAIX は、International Business Machines Corporation の商標です。
・Novell 、NetWare 、NDS は米国Novell, Inc.の商標または登録商標です。
・SUN、Javaおよびその他のJavaを含む商標およびロゴは、米国およびその他の国における
米国Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。
・Citrix、およびMetaFrameは、Citrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。
MetaFrame XP、およびPresentation Server は、Citrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。
・Bluetooth(R)は米国 Bluetooth SIG, lnc. の登録商標です。
・その他、本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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