クラウド活用の加速

クラウド活用の加速

昨今、学習環境の一環として、クラウドストレージのライセンスを学生に供与する大学が増えています。しかしその一方で、学生は学校指定のサービスを利用せず、USBメモリーなどセキュリティーリスクのある手段でデータのやり取りをしているケースも少なくありません。この要因の多くは、クラウドストレージとプリント環境がシームレスに繋がっておらず、日常的に利用するには不便が多いことから、学生に敬遠されているという事情があります。
京セラは早くからこの問題に気づき、クラウドとスムーズな連携ができるよう製品開発を進めてきました。当社の製品には、大学におけるクラウド活用を促進するための、仕組みがあります。

Microsoftの「OneDrive」やGoogleの「Google Drive」など大学での採用実績が多いメジャーなクラウドストレージサービスに標準対応しています。

京セラ製の複合機やプリンターなら、クラウドサービスと連動しているため、ボタン一つでスキャンデータを直接クラウドへ保存することができます。また、スマホやタブレットであれば、京セラの印刷用アプリを使い、クラウド上のデータを直接印刷することが可能です。

京セラ製品なら、自宅からでも、通学途中の電車からでも、学内のプリンターに印刷予約が可能です。思い立ったその場所が、どこでも学習環境になります。

クラウド活用1 - メジャークラウドに対応

誰もが知っている、あのサービスもすぐに使える

  • 国内の主要なクラウドストレージに標準対応

    京セラ製のプリント管理システムは、Microsoft Officeライセンスにバンドルされている「OneDrive」やGmailアカウントで利用できる「Google Drive」など、多くの大学で採用実績のあるクラウドストレージに標準対応しています。ほかにも、容量無制限の「box」、クラウド黎明期から利用されている「Dropbox」や「EVERNOTE」など、豊富なクラウドストレージに対応しています。

  • 国内の主要なクラウドストレージに標準対応

  • 「追加開発」や「追加ライセンス」は不要

    他社製のプリント管理システムには、クラウドストレージとの連携にあたって、「追加開発」や学生数に応じた「追加ライセンス」が必要になるものがあります。追加開発をした場合、構築費用などのイニシャルコストが嵩むだけでなく、バージョンアップ時のメンテナンスが避けられないなど、保守費用の負担が増えてしまいます。また追加ライセンスは、特に学生数の多い大学には多大な負担となるでしょう。

    京セラ製品では、このような心配は一切不要です。上記主要なクラウドストレージに標準対応していることから、追加開発をすることなく連携が可能。また追加ライセンスもかかりません。昨今は、クラウドストレージとの連携は珍しい機能ではありませんが、京セラ製品は「余計なコストがかからない」という理由から多くの大学に支持されています。

  • 「追加開発」や「追加ライセンス」は不要

クラウド活用2 - 直接つながる

簡単だから、クラウドストレージがもっと身近に

京セラのプリンター/複合機なら、クラウドストレージと直接連携可能

「クラウドストレージのライセンスを学生へ供与しているのに、なかなか利用してもらえない」 そのようなお悩みはありませんか?それはクラウドストレージとプリント環境がシームレスに繋がっていないことが原因かもしれません。複合機がクラウドと直接連携していない場合、スキャンしたデータを学内指定の共有フォルダやUSBメモリーなどに一旦保存した後、PCへスキャンデータをコピー、さらにクラウドストレージへアップロードするという手間が発生します。スキャンデータをすぐにアップロードできないストレスは、クラウドストレージの利用を阻害し、セキュリティー上リスクのあるUSBメモリーなどのデバイスが残り続ける要因となります。
京セラ製品はクラウドとの直接連携が可能なため、ファイルの面倒なやり取りは一切不要。スキャン結果を、スムーズにクラウド上へアップロードできます。またスマートフォンやタブレットであれば京セラの印刷用アプリ『KYOCERA Mobile Print』からクラウド上のデータを直接印刷することも可能。学内のPCに一旦ダウンロードし印刷指示をするといった手間が不要になります。

プロセス比較:スキャン結果をクラウドに保存する場合

  • クラウドと直接連携していない製品

    クラウドと直接連携していない製品
  • 京セラ製品

    京セラ製品
  • スキャンからアップロードまで、ボタン一つでOK

    京セラ製の複合機なら、スキャンボタンを押すだけで、スキャンデータを学生個人のクラウドストレージに自動的に保存することができます。面倒なログイン操作をすることなく、ワンタッチで完結。誰もが簡単に利用できます。

    このように操作がシンプルになる理由は、京セラ製のプリント管理システムとクラウドストレージがシームレスに連携できるため。事前に、プリント管理システムの学生用マイページから、学生自身がクラウドストレージのログイン情報を登録するだけで連携開始。複合機を利用する際、カードリーダーにICカードをかざすだけで、クラウドストレージにもログインができます。複合機の操作パネルで都度IDとパスワードを入力するような手間が一切かかりません。

    ※ ICカードを忘れた場合は、操作パネルからIDとパスワードを入力して個人認証することも可能です。

  • スキャンからアップロードまで、ボタン一つでOK

クラウド活用③ - 学外からも印刷できる

場所を選ばない学習環境を提供

  • 自宅でも、カフェでも、どこにいても印刷予約が可能

    学習教材や講義の資料をクラウドストレージに保存することで、学生は場所を選ばず、どこでも勉強することが可能になりました。京セラは更に、場所を選ばないプリント環境も提供します。

    当社のプリント管理システムが提供する「印刷予約」機能を使えば、自宅やカフェ、通学途中の電車の中であっても、どこにいても学内のプリンターに対して印刷指示を行うことができます。予約後は、学内のプリンターにICカードをかざすだけで印刷物を取り出すことが可能。印刷をするためだけに大学へPCを持参する必要はありません。京セラは、学生の方々にとって使いやすい学習環境構築の一助になるよう、クラウド連携の可能性を常に模索しています。

    詳しくは印刷予約機能の紹介ページをご覧下さい。

  • 自宅でも、カフェでも、どこにいても印刷予約が可能