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環境保全の取り組みと実績

京セラドキュメントテクノロジー 石龍工場(中国)は「エコシスコンセプト」に基づくグリーン生産を行っています。さらに、毎年総経理の方針に基づき、環境目標を設定し改善を図っています。

2019年度の取り組みと実績

当工場では、エネルギー使用量、CO2排出量を前年度の総生産原単位比で2%削減、水使用量を前年度の総生産原単位比で8%削減、廃棄物排出量を前年度の総生産原単位比で10%削減、という環境目標を設定し、環境負荷低減に取り組んできました。これらの目標に対し、結果は、新工場立ち上げの遅れおよび新型コロナウィルスの影響で生産量が減少したため、4項目とも原単位をクリアすることができませんでしたが、中水設備での再利用範囲の拡張により、水を6,372m³削減できました。

項目 2019年度
原単位目標
2019年度
原単位実績
結果
エネルギー使用量 総生産原単位前年度比2%削減 10.7%増加 未達成
CO2排出量 総生産原単位前年度比2%削減 10.8%増加 未達成
産業廃棄物排出量 総生産原単位前年度比10%削減 7.4%増加 未達成
水使用量 総生産原単位前年度比8%削減 1.7%削減 未達成

エネルギー使用量削減の取り組み

2019年度は、効率の高いモーター・空調設備への切り替えなどの省エネ技術導入を推進するとともに、当工場の主要な電力設備である空調機器に関しては、すべての空調機器について省エネ責任者を明確にし、空調機器の稼働管理を徹底しています。
さらに、工場内でエネルギー消費の多い所を中心に、エネルギー管理システムを活用し、エネルギーの使用状況がモニターで確認できるよう、“見える化”を実施しました。これにより、生産をしていない状況での無駄な消費電力を確認し、改善することで電力使用量を削減しております。なお、このシステムは、東莞市当局による審査でAランクの認定をいただいています。
また、2019年に政府関係の生活汚水処理場が整備され、生活排水を政府公共下水道に直接排出する許可が下りたため、生活排水処理槽を撤去しました。これにより、臭気問題を解決するとともに、ポンプの撤去により、年間で約14万kwhの電気使用量を削減することができました。

エネルギー管理システムのモニター
エネルギー管理システムのモニター
システムの認定証
システムの認定証

2019年度の省エネルギー取り組み内容

  • 集塵機モーターをインバーター化(2台)
  • コンプレッサーを省エネタイプに交換
  • パッケージエアコン交換(31台)
  • チラー空調設備を省エネタイプに交換(5台)

● 電力使用量の推移

電力使用量の推移図

廃棄物排出量削減の取り組み

2019年度は、廃棄物排出量総生産原単位前年度比10%削減の目標を立てていました。その目標達成のため、危険廃棄物の回収には専門の担当者を設定し、ダブルチェックの確認体制を敷いています。その一例として、油を含んだウェスの廃棄については回収時に確認をし、無駄に廃棄していれば写真を撮って部門にフィードバックしています。さらに、無駄な廃棄をしている事例について、月1回の環境管理委員会で公表し横展開を行います。例えば、廃棄されたグリスなど化学品の容器に中身が多く残っていることがありました。これは、容器の口が小さく、最後まできれいに中身が取り出せないことが原因でした。この問題を解決するため、専用のツールを開発して残留化学品を削減すると同時に、廃棄物の発生量も削減しています。
また、2018年度より、新たな取り組みとして、秤を設置し、各部門からの廃棄物の重量を正確に把握し、分別意識の向上と廃棄物抑制の意識付けを実施継続中です。
さらに、廃棄物の排出量を削減し資源を有効的に利用するため、2008年12月より廃棄物のリユースを促進する廃棄物再使用システムを構築しました。このシステムでは、部門から破棄申請された物品について、再使用の価値があると思われる物品を選び、社内のデータベースに写真と仕様を掲示して再使用を呼びかけています。2019年度には3,605件(ビニール袋:3,450枚、紙:8冊(500枚/冊)、複写機:2台、プリンター:2台、作業服:10枚、作業台/棚:21個、ファイル:91個など)の再使用があり、有効活用が行われました。

● 有価物/産業廃棄物排出量の推移

廃棄物排出量の推移図

グリーン購買を推進

廃棄物の排出量を発生源から削減するため、当工場では積極的にグリーン購買を推進しています。主な例として、部品納品時の梱包箱を従来のダンボール製から丈夫なプラスチック製通い箱に切り替えています。

水使用量削減の取り組み

中水処理装置
中水処理装置

2019年度は、水使用量総生産原単位前年度比8%削減の目標を立てていました。水の節約を励行する以外に、節水蛇口に切り替えるなど、水使用量と排水の排出量の削減を図っています。
また、洗浄排水は今まで汚水処理場にて処理し、政府のパイプに放流していましたが、2018年8月、新感光体ドラム棟の立ち上げに伴い、洗浄排水を再利用できるように中水処理装置を導入し、A1棟と新感光体ドラム棟のボイラー、チラー冷却水に再利用することによって、約1,800m³/月の水使用量および排水の排出量の削減ができるようになりました。
さらに2019年5月よりB棟・C棟・D棟・A2棟にも中水再利用箇所を拡張し、全体で月平均約4,600m³/月の排水の排出量の削減ができるようになりました。

● 水使用量の推移

水使用量の推移

排水処理対策

排水処理施設
排水処理施設

工場内に工業用水排水処理施設1カ所、生活排水処理施設2カ所があり、毎週水質測定を行うとともに、外部機関にも定期的な測定を委託しています。地元東莞市の排水基準を常に守り、政府の抜き打ち検査にもすべて合格しています。



2020年度の目標

2020年度の環境目標は、エネルギー使用量を総生産原単位改善率前年度比2%以上、水使用量および産業廃棄物排出量を、総生産原単位改善率前年度比1%以上としています。現在まで推進してきた無駄の排除に加え、さらに、空調システムの改良、コンプレッサーのインバーター化、再利用エネルギーの導入などを推進する予定です。

エコアクション2019を実施

当工場は6月から9月までの4カ月間、「エコアクション」と称したさまざまな環境保全活動を実施しています。2019年度は、「省エネ・排出量の削減に全員参加し、皆でグリーン生産企業を作り上げよう」というスローガンのもと、当工場 CSR部による5S安全環境巡視を行うとともに、会社周辺や公園の清掃活動、社員から寄贈された中古書籍の寄付、社員からの環境関連改善提案の募集を実施しました。

工場内に掲げられたスローガン
工場内に掲げられたスローガン
CSR部 5S安全環境巡視
CSR部 5S安全環境巡視
工場周辺の清掃活動
工場周辺の清掃活動

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