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京セラドキュメントソリューションズでは、製品が環境にもたらす負荷を製品のライフスタイル全体で把握し、低減させていくため、全製品のLCA(ライフサイクルアセスメント)を実施しています。

LCAとは、製品やサービスを、資源の採取から製造、輸送、使用、廃棄、リサイクルの各段階(ステージ)で使われた資源やエネルギー、排出物の量を数値で表し、環境に与える負荷を“見える化”する手法のことです。
温暖化や資源枯渇といった環境影響度の“見える化”によって、事業における環境負荷低減活動の計画や成果を、客観的に評価できるわけです。
LCAは国際標準化機構(ISO)において、算出方法はISO14040とISO14044で、公開方法はISO14025で規定されています。
当社は、ISO規格に基づくLCA手法を用いたタイプV環境ラベルとして国内唯一の「エコリーフ環境ラベル」を取得しています。LCAを実施するためのデータ集積システムを構築し、エコリーフのシステム認証を取得したことにより、製品のLCAの継続的な実施や、エコリーフ環境ラベルのタイムリーな公開が可能となりました。


LCAの実施によって、以下のような効果がもたらされると考えられます。

当社では、既存の全製品を対象にLCAを実施しています。その結果、新製品のLCA結果を前身機と比較して評価できるようになりました。その一例を紹介します。
| TASKalfa 305(評価機) | KM-3060(前身機) | ||
|---|---|---|---|
| 1 | 印字速度(枚/分) | 30 | 30 |
| 2 | 製品重量(kg) | 53 | 76 |
| 3 | 生涯印字枚数(枚) | 540,000 | 540,000 |
| 4 | 発売日 | 2011年1月 | 2007年11月 |
図は評価機TASKalfa 305とその前身機であるKM-3060のライフサイクルにおける温暖化負荷量を表したものです。
製品ライフサイクルにおける温暖化負荷比較

TASKalfa 305では本体重量の低減と緩衝材のパルプモールド化により包装材重量の低減させており、これにより素材製造におけるCO2排出量を26%削減できたことが分かります。
TASKalfa305ではスリープ時消費電力1W(前身機比1/9)を実現することで消費電力の低減を図っており、これによりCO2排出量を27%削減できたことが分かります。
TASKalfa305では長寿命設計を駆使した交換パーツの削減と消費量を低減したトナーを開発し採用しており、これにより使用時消耗品によるCO2排出量を37%削減できたことが分かります。
以上のように、製品のLCAを実施することで、ライフサイクルにおける各段階での環境負荷低減技術の採用効果が把握できます。
当社ではこのように評価した結果を次期新開発機種の設計目標の設定に役立て、さらなる環境負荷の小さい製品づくりを目指しています。
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