新機能の提案はいつも真剣勝負。未知への挑戦にやりがいを感じる毎日。

津田 嶺雪Mineyuki Tsuda

技術本部 ソフトウェア3統括技術部 SD323課
2015年入社 システム工学研究科 
システム工学専攻修了
profile
WORK & PEOPLE INTERVIEW

WORK & PEOPLEINTERVIEW

機能とコストの両面を意識して、
画像処理機能の開発に取り組む。

複合機で画像のスキャンやプリントアウトを行う際、カラーの原稿をモノクロで印刷したり、A4サイズの原稿をA5サイズに縮小したりと、スキャンやプリントアウトの目的に応じた処理が行われます。私はそうした様々な画像処理に関わるソフトウェアの開発を手掛けています。また、画像処理に必要なメモリーのサイズの試算も重要な業務のひとつ。より少ないメモリーで多彩な機能を実現するために、性能・コストを含めたあらゆる要素のパフォーマンス向上に取り組んでいます。
そうした業務と並行して、画像処理技術を用いた新機能の研究も行っています。昨年リリースした新機種に搭載されている「指定色除去機能」の開発では、私がチームリーダーを務め実装まで責任を持って業務に当たりました。会社にとって極めて重要な位置づけである新機能の研究開発に若いうちから携われることは、緊張する反面、技術者としてのやりがいも感じます。

機能とコストの両面を意識して画像処理機能の開発に取り組む。

若手の意見を尊重してもらえるから
全身全霊で仕事に打ち込める。

以前、文書の傾きを自動検出して補正する画像読み込み機能のアイデアの提案を手掛けたことがあります。文書は図表とは異なり、言語によって書式が様々なので傾きの補正は容易ではありません。傾いた原稿と何日も向き合い試行錯誤するうちに、文書を「文字が書かれた原稿」ではなく「白と黒の二色で構成された原稿」と捉えて傾きを補正する手法を考案しました。早速一緒に研究に取り組んでいた上司に提案すると「その方法で進めよう」とゴーサインをいただけました。
そのときに上司が考案した別の解決法を聞いたのですが、私の方法よりも着眼点も補正処理のプロセスも非常にスマートで感銘を受けました。それでも私の案を採用してくれたのは、品質やコストなど様々な面から、斬新な発想と若手の発信を平等に評価してくれたからなのだと思います。期待に応えるためにも、この技術を必ず形にしたいと思っています。現在は研究開発内容を他チームや他部門の人に説明する段階です。専門外の人に画像処理のアルゴリズムを説明する必要もあるので「この研究開発内容でどんな目的を達成したいか」を順序立てて説明するように心掛けています。

若手の意見を尊重してもらえるから全身全霊で仕事に打ち込める。

まだ見ぬ機能の創出を目指し、
多分野の技術習得に励む。

今後、画像処理のプロフェッショナルとして経験と知識を深めることは当然必要なのですが、画像処理とはあくまで目的達成の手段のひとつです。時代の移り変わりに伴って新製品やサービスを創出しリリースしていくうちに、将来、画像処理以外の目的達成手段を必要とされる状況も必ず訪れるでしょう。
それを見据えて、これからは画像処理技術を研鑽するだけではなく、新しいテクノロジーの構想や、それに必要とされる専門領域の技術習得にもチャレンジしていきたいと思っています。そのひとつの例として、まだあくまで個人的な構想の域ではありますが、生体認証技術と画像処理技術を融合し活用したカードレス化のアプローチを模索しています。その実現のためには生体認証に関する知識はもちろん、セキュリティー面の知識も必ず必要になってくるので、日々の業務と並行しながら少しずつノウハウを積み重ねていきたいと考えています。

まだ見ぬ機能の創出を目指し多分野の技術習得に励む。

ONE DAY SCHEDULE一日のスケジュール

8:45

出社

朝一番でまずはメールチェックを行う。返信が必要な内容の場合は速やかに対応。

9:15

資料作成

機種開発の際に用いる資料を作成。フィリピンの開発拠点との意思共有のために英語での仕様書作成や、既存の仕様書の英訳も実施。

12:45

新機能の関連業務

11時45分から1時間の休憩をはさんで、新機能の検討・実装・実験を実施。結果に応じて都度必要な対応を行う。

16:30

海外開発拠点と会議

フィリピンの開発拠点に所属するメンバーとの進捗会議。

17:30

翌日のToDoの確認

1日の業務の振り返りと、次の日に行う必要がある業務の準備をして帰宅。

prev next

WORK ENVIRONMENTチーム紹介

チーム紹介

技術本部で画像処理関連の開発・研究を手掛けるチームは複数あり、その中で私は機種開発と新規機能の研究を行っています。私が所属しているチームは若手からベテランまで幅広い年齢構成となっており、意見交換が非常に活発です。議論の際は若手でも「その考え方は違う」と感じれば上司に対して面と向かって異を唱えることは日常茶飯事です。その結果、チームの空気感が緊迫しているのかというとむしろ真逆で、全員が議論することを楽しんでいる様子です。楽しむあまり様々な方向に議論のテーマが発展し、ときには脱線することもありますが、それもまた研究や開発に対する高い意欲の表れです。