ソフトウェア使用許諾契約

本ソフトウェアをご使用になる前に、以下の使用条件をよくお読みください。
ご使用になられた時点で、下記使用条件に同意して弊社
との間で契約が成立したものとさせていただきます。

−1−
本ソフトウェアおよびその複製物に関する権利は、弊社に帰属します。

−2−
弊社は、本ソフトウェアの使用者(以下、ユーザー)に対し、本ソフトウェアに
対応する弊社製品を利用する目的で本ソフトウェアを使用する
非独占的権利を許諾します。

−3−
ユーザーは、本ソフトウェアおよび関連するドキュメンテーションについて、
いかなる修正、改造、翻訳、リバースエンジニアリング、
デコンパイル、ディスアセンブル等することはできません。

−4−
弊社および弊社のライセンサーは、本ソフトウェアを使用して得られる
性能または結果、および特定目的への適合性、または本ソフトウェアに瑕疵が
ないこと、その他本ソフトウェアに関していかなる保証もいたしません。

−5−
弊社および弊社のライセンサーは、本ソフトウェアの使用に付随または
関連して生ずるデータの喪失もしくは欠陥、またはこれらにより生じた損害
(収入または利益の逸失を含みます)について、直接的または間接的かを
問わず、いかなる場合においても一切の責任を負いません。

−6−
ユーザーは、日本国政府または該当国の政府より必要な許可等を
得ることなしに、本ソフトウェアの全部または一部を、
直接または間接に輸出してはなりません。



RPCSプリンタードライバー
Ver.9.02



はじめに

この度は弊社製品をお買いあげいただき、誠にありがとうございます
このファイルにはRPCSプリンタードライバーを使用するための情報が記載されています。
RPCSプリンタードライバーをインストールする前に必ずお読みいただきますようお願い致します。


目次

<動作環境>
[1]プリンタードライバーをインストールする方法
 (1)初めてプリンタードライバーをインストールされる方へ
 ・8.1/10/11/Server2012/Server2012 R2/Server2016/Server2019/Server2022ドライバーのインストール手順
 (2)プリンタードライバーの更新をされる方へ
 (3)注意事項
[2]プリンタードライバー各項目の説明
[3]プリンタードライバー使用上の制限/注意事項
 (1)オペレーティングシステムの制限
 (2)各アプリケーションでの制限/注意事項
 Microsoft OfficeXP, Microsoft Word, Microsoft Excel, Microsoft PowerPoint, Microsoft Access,
 一太郎, Adobe PageMaker, Adobe Illustrator, Adobe Acrobat,
 Lotus WordPro, Lotus Freelance, Lotus Notes, 図脳WinCAD/図脳RAPID, 筆まめ
 Microsoft Internet Explorer, CorelDRAW 8
 (3)印刷に関する制限/注意事項
 (4)Windows Terminal Service動作時の制限事項
 (5)EMFスプール時の印刷について
 (6)RAWスプール時の印刷について
 (7)64bit対応版について
 (8)ヘルプについて

<動作環境>
このプリンタードライバーは以下の Microsoft Windows 上で動作します。

【32bitOS】
 ・Windows 8.1 Pro/Enterprise
 ・Windows 10 Home/Pro/Enterprise/Education

【64bitOS】
 ・Windows 8.1 Pro/Enterprise
 ・Windows 10 Home/Pro/Enterprise/Education
 ・Windows 11 Home/Pro/Pro Education/Pro for Workstations/Enterprise/Education
 ・Windows Server 2012 Foundation/Essentials/Standard
 ・Windows Server 2012 R2 Foundation/Essentials/Standard
 ・Windows Server 2016 Standard/Datacenter/Essentials/MultiPoint Premium Server
 ・Windows Server 2019 Standard/Datacenter/Essentials
 ・Windows Server 2022 Standard/Datacenter/Datacenter: Azure Edition
Itanium-based systemsでは動作しませんのでご注意ください。

【注意】
  RPCSドライバーはユーザーモード動作です。
  各OS用のドライバーをインストールして下さい。
  Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000用ドライバーにつきましてはサポート対象外になります。


[1]プリンタードライバーインストール方法

(1)初めてプリンタードライバーをインストールされる方へ
8.1/10/11/Server2012/Server2012 R2/Server2016/Server2019/Server2022用ドライバーのインストール方法
本製品を初めてインストールされる方は、以下の手順に従ってインストール作業を行ってください。
−1 PCを起動し、Administrators またはPower Usersのメンバーとしてログオンしてください。
Internetからドライバーをダウンロードされた場合は、任意のフォルダに展開してください。
プリンターフォルダ内の「プリンターの追加」を選択してください。
選択したら次へを押してください。

−2 プリンターウィザードのガイダンスに従って、プリンターの管理方法を選択してください。
選択したら「次へ」を押してください。

−3 以下は−2のプリンターの管理方法で「ローカル」を選択した場合の説明です。

プリンターを接続するポートを選択してください。
選択したら「次へ」を押してください。

−4 製造元およびモデルのウィザードで「ディスク使用」を選択してください。
選択したら「次へ」を押してください。

−5 CD-ROMからインストールする場合は、CD-ROMドライブにCD-ROMを挿入し、infファイルがあるパスを入力して「OK」を選択してください。
Internetからドライバーをダウンロードして展開した場合は、「参照」ボタンを押下し、展開したフォルダのDisk1を開き「OK」を選択してください。

−6 ご使用になるプリンターを選択してください。
選択したら「次へ」を押してください。

−7 プリンター名を指定してください。また、インストールしたプリンターを通常使うプリンターにする場合は下の選択肢の「はい」をチェックしてください。
指定したら「次へ」を押してください。

−8 インストールしたプリンターをネットワーク上の他のユーザーを共有する場合は共有設定をしてください。
選択したら「次へ」を押してください。

−9 動作確認のためにテストページを印刷してみてください。選択肢の「はい(推奨)」を選び、「完了」を押せばインストール終了です。

これ以後、8.1/10/11/Server2012/Server2012 R2/Server2016/Server2019/Server2022用RPCSプリンタードライバーを使用することができます。

(2)プリンタードライバーの更新をされる方へ
古いバージョンのプリンタードライバーから、新しいバージョンへ更新される方は、以下の手順に従ってインストール作業を行ってください。
−1 PCを起動し、プリンターフォルダ内のプリンター名を選択し、「ファイル」−「削除」をクリックし、削除してください。

−2 コンピュータを再起動してください。

−3 (1)の初めてインストールする場合と同じように新しいバージョンのRPCSプリンタードライバーをインストールしてください。各オペレーティングシステム用のプリンタードライバーのインストール手順は以下を参照ください。
 Windows95/98/MEドライバーのインストール手順
 8.1/10/11/Server2012/Server2012 R2/Server2016/Server2019/Server2022ドライバーのインストール手順

これ以後、新しいバージョンのRPCSプリンタードライバーを使用することができます。

(3)注意事項
インストール前に確実にすべてのアプリケーションを終了させてください。
RPCSプリンタードライバーで同一の機種でバージョンの異なるプリンタードライバーの混在はできません。
インストール作業終了後、プリンタードライバー設定画面が正常と思われない場合は、一度インストールされたドライバーを(2)で示した方法で削除し、再度ドライバーのインストール作業を行ってください。
インストール作業時、インストールが完了するまでは、CD-ROMを抜かないでください。システムエラーが発生することがあります。
双方向通信を行うためには、 Network Monitor for Client が必要になります。付属のCD-ROM から別途インストールを行ってください。
MSクラスタ環境へインストーラ(製品同梱のCD-ROMから起動されるインストーラ及びドライバーに付属しているインストーラ(付属していない場合もあります))を使用してローカルにプリンターをインストールしないでください。インストーラを使用した場合、スプーラーサービスを一時停止するため、サーバ環境によりフェールオーバーが発生する等、依存するサービスに影響を与える可能性があります。
必ず、OS標準の「プリンターの追加」からプリンターをインストールしてください。
尚、機種やドライバーのバージョンによってはMSクラスタ環境ではインストーラは動作しません(「現在使用されているバージョンのOSでは実行できません。(8)」のメッセージが表示されます)。
インストーラ(製品同梱のCD-ROMから起動されるインストーラ及びドライバーに付属しているインストーラ(付属していない場合もあります))を使用してインストールした場合、既にインストール済の弊社プリンターのプリントプロセッサを、RPCSPRN以外のものに変更してご利用になられていると、プリントプロセッサがRPCSPRNに置き換わる場合があります。
その場合は再度設定していただくか、OS標準の[プリンターの追加]からプリンターをインストールしてください。


[2]プリンタードライバー各項目の説明

 プリンタードライバー画面上の各設定項目の内容および詳細については、ヘルプ画面をご覧ください。


[3]プリンタードライバー使用上の制限/注意事項

(1)オペレーティングシステムの制限
WindowsNT 4.0ではSP3以上の環境でご使用ください。

(2)各アプリケーションでの制限/注意事項
アプリケーション Microsoft Office XP
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.図表ギャラリ−ベン図形型図表において、図表の種類にアウトライン(二重線)を選択し、1200dpiの解像度で印刷するとアウトライン線が正しく描画されない場合があります。

アプリケーション Microsoft Word
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.「印刷」ダイアログ上で「部単位で印刷」がチェックされている場合に、複数部数を指定して印刷すると、正しい印刷結果を得ることができません。必ず「部単位で印刷」のチェックをはずしてから印刷を行ってください。
2.Ver6.0/7.0 のWord で本ドライバーから印刷する場合、他のアプリケーションを起動した状態で印刷させようとすると、メモリ不足エラーが発生することがあります。
なるべく、Word単独で起動させた状態で、印刷してください。
メモリ不足エラーが発生した場合は、いったん、「通常使うプリンター」を本プリンタードライバー以外のプリンタードライバーにセットし直して、アプリケーションを起動し直した後、Word単独で印刷してください。
3.他のアプリケーションのオブジェクトを貼り付けて印刷する場合、右端が欠ける場合がありますので、貼り付けるオブジェクトの領域は大きめに取ってください。
4.ヘッダー文字の文字間隔は、解像度によって変わる場合があります。
5.集約印刷、変倍印刷を行って印刷される場合、「印刷」メニューの「オプション」−「基本の用紙サイズ(A4/LT)に併せて自動調整する」がオンの場合、正しく印刷されない場合があります。
この項目をオフにしてから印刷を行ってください。
6.スタンプ印刷を行う場合、「部単位で印刷」チェック、2部以上設定、「先頭ページのみ」を指定した場合、2部目以降の先頭ページにはスタンプ印刷されません。この場合、「部単位で印刷」のチェックをはずしてから印刷してください。
7.「書式」メニューの「フォント」−「中抜き文字」をオンにすると、文字が正しく印刷されない場合があります。

アプリケーション Microsoft Excel
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.図形描画で作成した色つきの極細線は、印刷されない場合があります。
2.Excel Ver5.0 以前のバージョンのExcelでは、ページ設定での用紙サイズや用紙方向が本ドライバーに正しく反映されません。上位のバージョンのExcelがない場合、プリンターアイコン→プロパティを開き、ページ設定と同じ用紙をセットしてお使いください。
3.複数部を機密印刷する場合は、「初期設定」 - 「印刷後の設定」 - 「機密印刷後、通常印刷に戻す」をOFFにする必要があります。
4.各シート間の印刷設定の違いによりプリンタードライバープロパティの[応用設定]タブの「アプリケーションが継承する設定項目を増やす」にチェックをつけていても、印刷設定の引き継ぎが行われない場合があります。

アプリケーション Microsoft PowerPoint
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.Microsoft PowerPoint95 で正常に印刷していたファイルがPowerPoint97では正常に印刷されない場合があります。例えば背景のグラデーションの出力が異なる場合があります。印刷結果はPowerPointで画面表示を「白黒表示」に設定することで確認できます。
2.印刷をおこなうと、白抜き文字が塗りつぶされて印刷されてしまう場合があります。そのような場合には、印刷プロパティの左下にある「白黒印刷」のチェックボックスからチェックマークをはずした後、印刷をおこなってください。

アプリケーション Microsoft Access
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.新しいデータベースの作成において、データベースウィザードからテンプレートファイルを使用する場合、「通常使うプリンター」が本プリンタードライバーになっていると、アプリケーションエラーになる場合があります。その場合、「通常使うプリンター」を他に変更してお使いください。
2.印刷位置により罫線の太さが違って印刷されることがあります。
3.スプールデータ形式を"EMF"で印刷した場合、印刷ができない場合があります。この場合、スプールデータ形式を"RAW"にし設定し直して印刷してください。

アプリケーション 一太郎
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.フッターがきれる場合があります。
2.編集メニューで「すべて選択」をして印刷を実行するとアプリケーションエラーとなる場合があります。

アプリケーション Adobe PageMaker
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.「ドキュメント設定」で設定した用紙サイズはドライバーに反映されません。「ドキュメント設定」で指定した用紙サイズとドライバーの用紙サイズを一致させてください。
2.用紙サイズ A6,B6で印刷すると、正しい印刷結果が得られません。

アプリケーション Adobe Illustrator
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.一部画像が印刷されない場合があります。
2.1200dpiで印刷する場合、アプリケーションでイメージに変換して印刷すると正常に印刷されない事があります。

アプリケーション Adobe Acrobat
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.枠線が画面上で描画されていても用紙には出力されない場合があります。
2.解像度によりPCのモニタ上では表示されている写真などのイメージデータが用紙には出力されない場合があります。

アプリケーション Lotus WordPro
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.グリッド線を付けない書類を印刷するとトレイの指定が無効になります。
2.枠の装飾線が印刷されない場合があります。
3.給紙トレイにセットされている用紙方向によって、画面上の網掛けパターンと印刷結果が異なる場合があります。

アプリケーション Lotus Freelance
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.印刷プロパティの変更が反映されません。アプリケーションの起動前にプリンターの「ドキュメントの既定値」から印刷条件を設定しておいてください。

アプリケーション Lotus Notes
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.アプリケーションとドライバーでの各部数設定がそれぞれ有効になるため、出力は各々の部数を掛け合わせた部数になります。印刷部数の設定はアプリケーションかドライバーのどちらか一方のみで行ってください。

アプリケーション 図脳WinCAD/図脳RAPID
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.プリンターフォントを使用して印刷する場合、解像度によって文字の印字位置が異なる場合があります。

アプリケーション 筆まめ
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.透明色のオブジェクトが黒く塗りつぶされる場合があります。このような場合は、「その他」タブの"EMFスプールする"をチェックしてください。

アプリケーション Microsoft Internet Explorer
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.Windows のバージョンと、Microsoft Internet Explorer のバージョンの組み合わせによっては、複数部数をソート機能を使用して印刷しても無効になり、1→1→2→2 のようにページ単位で印刷されることがあります。
2.Internet Explorer のバージョンによっては、「印刷」-「ページ設定」から用紙サイズを選択すると、不定形サイズが正しく表示されない場合があります。 そのような場合は、Internet Explorerの「ページ設定」からではなく、「印刷」-プリンタードライバーの「詳細設定」画面を開き設定してください。

アプリケーション CorelDRAW 8
オペレーティングシステム Windows 8.1, Windows 10, Windows 11, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022
現象 1.アプリケーションからプリンタードライバーを開くと、画面上の文字が正常に表示されないことがあります。また、プリンタードライバーの画面から9部以上を設定することができません。9部以上を設定するためには、アプリケーションの印刷画面で設定してください。

(3)印刷に関する制限/注意事項
ご使用のPCで、Windowsシステム上における仮想メモリの設定が小さいとメモリ不足が発生し、アプリケーションやプリンタードライバーでの描画処理を正常に行うことができず、以下のような現象が発生し、正常に印刷されない場合があります。
・メモリ不足メッセージの表示
・アプリケーションエラーの発生
・警告なしの印刷中断
・プリンター側の表示パネルに「86:パラメータエラー」の表示がなされ、印刷が途中で終了する。
このような場合にはWindowsシステム上の仮想メモリの設定を大きくして印刷してください。 仮想メモリの設定を大きくしても効果がない場合には、PC上のメモリを増設してください。
ご使用のPCの搭載しているメモリの量によってはアプリケーションからの印刷処理に時間がかかる場合があります。
また、メモリの制限などでOSやアプリケーション側で印刷処理が継続できなくなった場合はアプリケーション側で印刷処理を中断 してしまう場合があります。
使用環境や印刷されるデータにより、一般保護違反エラーが発生する場合があります。
使用するディスプレイドライバーにより、一部正常に印刷されない場合があります。
アプリケーションによってはプリンタードライバーの縮小指定を行うと一部正常に印刷されない場合があります。
アプリケーションによっては、画面上の網掛けパターンと印刷結果が異なる場合があります。
アプリケーションによっては、画面上のイメージデータが一部印刷されない場合があります。
アプリケーションからプリンタードライバーの設定画面を開いて印刷設定をおこなう場合、その設定内容(例:両面印刷の指定など)がアプリケーションによっては、印刷後に保持されない場合があります。
これらの設定値を保持する・しないはアプリケーション側に依存しているため、繰り返し印刷をおこなう場合や、次回のアプリケーション起動時に、前回の設定値が必ずしも正確に反映されない場合があります。
アプリケーションから印刷をおこなう場合には、そのつど必ず印刷画面からプロパティを開き、印刷条件を再度設定したうえで印刷を実行するようにしてください。
用紙方向が混在する文書の印刷において、[ファイル]-[印刷]のプロパティにて選択する"原稿方向"が、先頭ページの原稿方向と一致していない場合、各ページの用紙方向が適正に設定されているにもかかわらず正しい印刷結果が得られない場合があります。
この場合、[ファイル]-[印刷]のプロパティにて設定する"原稿方向"を先頭ページの原稿方向と合わせてください。
縦書き時の傾斜は横書き時と同じ方向になる場合があります。
コンピュータのパラレルポートのモードがECPに設定されている場合、システムに組み込まれているデバイスドライバーlpt.vxdのバージョンが「4.00.953」の時には正常に印刷できない場合があります。このときには、パラレルポートのモードをECP以外に設定するか、バージョン「4.00.955」のlpt.vxdを使ってください。
スタンプ文字を印字する際に、大きな文字を印字すると印刷が異常に遅くなる場合があります。このような場合には、スタンプ文字のサイズを小さくして印刷してください。
WindowsNT4/2000/XP 以降の環境では、Windows ディレクトリがあるドライブの直下に、”_rpcs”ディレクトリが生成されます(例えば、Winodows ディレクトリが C:\Windows の場合には、C:\_rpcs\ が生成されます)。通常このディレクトリは、隠しフォルダで生成されます。
"Adobe Type Manager"がインストールされている環境では、フォントの種類によってはフォントが印刷されないことがあります。この場合、"Adobe Type Manager" で以下の設定を行ってください。
1. "Adobe Type Manager" を起動
2. [Settings]タブ で [Advanced...]ボタンを押下し、[Advanced Settings]画面を開く。
3. [Advanced Settings]画面の"Print Fonts as Graphics"チェックボックスの項目をチェックONする。
Windows2000/XP/Server2003/Vista/Server2008/7 環境では、アプリケーションからプリンタードライバーの[初期設定]タブを開いた場合に、[不定形サイズの登録]/[印刷後の設定]ボタンが半輝度表示されません。変更は可能ですが、複数のアプリケーションを開いている場合に、あるアプリケーションで設定した値が他のアプリケーションにも反映されるので注意してください。
集約印刷・変倍機能を使用して印刷される場合、描画位置によって罫線の太さが違って印刷されることがあります。
スタンプ印字にて文字スタンプの中抜き指定と太字指定を同時指定した場合、ご使用のOSにより太字印字が効かない場合があります。
クロスプラットフォームのプリントドライバーを使用する場合は、クライアントマシンがプリントドライバーをロードする前に、必ずサーバーに代替ドライバーをセットアップして下さい。
Windowsの区切りページを使用すると正常に印刷されない場合があります。
WindowsXPのFast User Switching モードで複数ユーザーからご利用なる場合、以下の機能は、あるユーザーで設定した値が他のユーザーにも反映されるので注意してください。
必ず、プリンタードライバーの画面で正しい設定になっているかを確認してから印刷してください。
ワンクリック設定アイコン、印刷品質ユーザー設定アイコン、印刷方法、スタンプ、合成、不定形サイズの登録、章区切り
封筒やパンチ済み紙のように方向を持つ用紙の場合、180度回転した印刷結果になることがあります。この場合、[その他タブ]の[180度回転]を指定してご使用ください。
また、原稿の方向が縦横混在した文書でも、縦と横の相対的な回転方向が180度反対の結果になることがあります。この場合には、[初期設定画面]の[原稿方向混在設定]を指定してご使用ください。
複数部数をソート機能を使用しないで 1→1→2→2 のようにページ単位で印刷する場合には、[プリンター]ウィンドウからプリンタードライバーの設定画面を開き、仕上げタブの[ソート(一部ごと)]のチェックをはずしてください。
2ページの文書を3部印刷する場合、アプリケーションでソートを指定するとパソコンからは6ページ分のデータがプリンターに送られて来ることがあります。この場合にプリンタードライバーの画面でステープルを指定すると6ページ分がまとめてとじられます。印刷画面に「部単位で印刷」を持つアプリケーションについては、このチェックをはずしてください。
プリンタードライバープロパティの[カラー/白黒]メニューから「カラー」を選択した場合、アプリケーションやデータによっては白黒の文書がカラーモードとして印刷される場合があります。 白黒で印刷したい場合は プリンタードライバープロパティで「白黒」 を選択してください。
Network Monitor for Client のポートを使用しているとき、以下の画面からは正しくヘルプの印刷がおこなえないことがあります。
[プリンター]ウィンドウ−[プリンタープロパティ−ポート−ポートの構成]ダイアログで[ヘルプ]をクリック。
Microsoft Office バインダーからの印刷はできません。
OSの言語と異なる言語のプリンタードライバーを使用すると、文字が正常に印刷されなかったり、プリンタードライバーの画面上の文字が正常に表示されないことがあります。
プリンターフォント使用時半角アップバー(~)は上付き直線になります。
プリンタードライバーのプリンター名、ポート名が長い場合、アプリケーションからそのプリンターを選択したり、印刷開始するとアプリケーションが強制終了する場合があります。
このような場合は、プリンタードライバーのプリンター名やポート名を短くしてください。
「写真・イメージ画像を補正する」機能で、露出オーバー、露出アンダー気味の画像データ以外に補正処理を適用させると補正が正しく行われないことがあります。
(カラーモード)特定の文書で色味が違う部分が生じた場合、印刷品質のユーザー設定にて、カラーマッチングの設定を全要素同一の設定にしてください。
大きなサイズや高解像度のイメージデータを印刷する場合、メモリの不足により印刷されない場合があります。
解像度を1200dpiで印刷している場合は600dpiに設定して、改善を試みてください。
変倍機能で、独立変倍を指定した場合、文字データが正常に印刷されない場合があります。
アプリケーションによっては、1つの印刷ジョブを複数に分割してプリンタードライバーに送信して来るために、[印刷方法]が印刷ジョブの途中で解除されてしまう事があります。 このような場合は、[初期設定]−[印刷後の設定]で、通常印刷に戻す設定をオフに変更してください。
プリンター名を変更すると、ワンクリックアイコンの登録情報は初期化されます。
Bluetooth印刷環境において、オプション構成や給紙トレイ用紙の自動設定のための双方向通信に失敗することがあります。
その場合、印刷の多くに支障はありませんが、最適な環境での印刷を行うため、プリンタープロパティの [オプション構成の変更/給紙トレイ変更] を手動で設定してください。
Windows XP SP2 のBluetooth印刷環境において、連続印刷や複数部数印刷を行うと2ページ目以降や2部目以降が印刷されないことがあります。
その場合、1ページずつ時間をおいて印刷していただくか、1部ずつ印刷を行うようにしてください。
ICカード認証使用時は、ドライバーからの印刷プレビュー時および印刷時両方で、認証が必要になります。
[繰り返し印字]を指定すると、フォントの種類によっては印刷ができなくなる場合があります。このような場合は、[行間]を広げてご使用ください。
[文字列のみ]を指定すると、マスクパターンは印刷されません。マスクパターンを印刷する場合はこのチェックボックスをOFFにしてください。
[中抜き]を指定する場合は[文字列地紋・背景地紋入れ替え]も指定してご使用ください。
不正コピー抑止文字列とフォントの組合せによっては、抑止文字列が印刷されない場合があります。
ロール紙に「不正コピー抑止」機能を設定して印刷すると、用紙の長さによっては印刷できない場合があります。
奇数ページで終わる印刷データで両面印刷を指定すると、余分な1ページが追加される場合があります。
追加されたページは、1ページとしてカウントされる場合があります。
《カラー機でモノクロプリントする際の注意事項》
[印刷品質]タブの[文書種類] グループで、「写真(イメージデータ)」 または 「DTP」を選択した場合、モノクロのドキュメントでもイメージやグラフィックスはCMYK4色のフルカラーで印刷/カウントされます。
これらのモードを使用すると、文書中の黒もしくはグレーなど無彩色で表現されたグラフィック (塗りつぶしや線など) やイメージは、CMYK4色を混色して印刷します。これは有彩色から無彩色へのグラデーションを表現する場合に違和感のない階調表現となることを優先しているためです。また、使用するアプリケーションによっては、画面上で黒やグレーに見える場合でも、アプリケーション上で必ずしも黒やグレーの色データとして扱われているとは限りません。扱われない場合(PDFデータのイメージ部分や表計算ソフトの網掛け・罫線など)はCMYK4色の混色で印刷されます。
「カラーマッチング」を持つ機種において、「プリンタードライバーによるICM処理」を選択した場合に、現在関連付けられているカラープロファイルによっては印刷できなくなることがあります。
Windows 8 /Server 2012 以降の環境において、複数ウィンドウを表示している状態でプレビュー画面を表示した際に最前面に表示されない場合があります。
Windows 8 /Server 2012 以降の環境において、プレビュー画面を表示した際にタイトルバーがアクティブ状態の色にならない場合があります。
プリンターフォント(ゴシック・明朝)は、アプリケーション上から指定できない場合があります。
アプリケーション上からプリンターフォント(ゴシック・明朝)を指定していた文書を使用して印刷した場合に、フォントを変更せずに印刷すると、指定と異なるフォントで印刷される場合があります。

(4)Windows Terminal Service動作時の制限事項
《ドライバー機能について》
・Windows Terminal Service 及び Citrix XenApp (旧 Citrix Presentation Server/MetaFrame) 環境では一部の機能が使用できなくなります。使用できない機能は半輝度としています。
《印刷について》
・サイズの大きい画像データなどのデータを印刷した際に、データ抜けが発生する場合があります。
《「自動作成されるクライアントプリンター」について》
「自動作成されるクライアントプリンター」とは、サーバー側にクライアントローカルプリンターの情報をコピーして作られる仮想クライアントローカルプリンターを使用して印刷する機能です。
・正しくプリンタードライバーの情報が複製されない場合があります。
・クライアント側にて設定したオプション構成などの一部設定を引き継ぐことができません。
・サイズの大きい画像データなどのデータを印刷した際に、通信回線の帯域制限により印刷されない場合があります。
《プリンタードライバーの複製機能について》(Citrix XenAppのみ)
・プリンタードライバーの複製機能は、プリンタードライバーの情報をサーバーファーム内の他のすべてのサーバーに複製する機能です。
・Citrix XenApp の仕様により正しくプリンタードライバーが複製されない場合があります。 ご使用になる前にご確認の上、運用していただきますようお願いいたします。 正しく複製がされない場合には、各サーバーにプリンタードライバーをインストールして運用していただくことを推奨いたします。

(5)EMFスプール時の印刷について
《EMFスプールで印刷する設定方法》
 ・32bit対応版と64bit対応版で、設定方法が異なります。
  − 32bit対応版・・・以下の@Aのチェックを常にONにしてください。
  − 64bit対応版・・・以下の@のチェックを常にONにしてください。ご使用の機種で、Aのチェックボックスが有る場合は、@Aのチェックを常にONにしてください。
    @「プリンタープロパティ−詳細設定−詳細な印刷機能を有効にする」(初期値はチェックONです)
    A「ドキュメントプロパティ−その他−EMFスプールする」
《Point&Print時の印刷について》
 ・「スタンプ印字/合成」が正しく印刷されない場合があります。
 ・「不定形」が正しく指定されない場合があります。
 ・「章分け/章区切り」機能が正しく動作しない場合があります。
 ・「印刷後の設定」機能が正しく動作しない場合があります。
 ・「ユーザー認証」機能を利用できません。
 ・「試し印刷」「機密印刷」「保留印刷」「プリンターに保存する」「プリンターに保存して印刷」「ドキュメントボックスに蓄積する」機能は利用できません。
  なお、64bit対応版を利用している場合は、EMFでの印刷になるため、上記機能は利用できません。

(6)RAWスプール時の印刷について
スプール形式がRAWスプールの場合でも、OSやアプリケーションの組み合わせによってEMFスプールで印刷される場合があります。

(7)64bit対応版について
《ドライバー機能について》
 ・Network Monitor for Clientの機能(JobBinderへ保存する・印刷プレビュー・印刷完了通知・エラー通知・代行印刷)は使用できません。
 ・RPCSプリンタードライバーAPI は使用できません。
《印刷について》
 ・32bitアプリケーションからRAWスプールでの印刷を行うと、機種によっては印刷結果が期待通りにならない場合があります。その場合は、EMFスプールで印刷してください。(設定方法は、(5)EMFスプール時の印刷について を参照してください)
 ・出力先指定でFILEポートを指定すると、RAWスプールでの印刷となったり、印刷ができない場合があります。そのような場合はFILEポート以外を指定してください。
《バージョンアップを行う方へ》
 ・ドライバー暗号鍵を設定されている場合、保存形式の変更のため、Ver7.5x以下のバージョンからドライバーをバージョンアップした際は、ドライバー暗号鍵の再設定を行ってください。

(8)ヘルプについて
ご使用の機種によっては、Windows 95/98/ME/NT4.0でヘルプボタンをクリックしても何も表示されません。
但し、ドライバーのDISK1ディレクトリにHTMLヘルプファイルが存在する場合には、そのファイルを直接開くことによりヘルプを参照することができます。
そのためには、少なくともInternet Explorer のバージョン4.01以降がインストールされている必要があります。
Windows Vista以降では、Windows XP/Windows Server2003で使用している、Winhelp形式 と呼ばれる古いヘルプ モデルが未サポートとなりました。
機種によっては、Winhelp形式 のヘルプファイルを使用しているためデフォルトでは表示できません。 詳細は、マイクロソフト社ホームページをご覧ください。
なお、該当機種においてはWindows Vista形式のヘルプファイルに対応する予定はございません。


上の文書に記載されている社名や製品名は、各社の登録商標もしくは商標です。