京セラドキュメントソリューションズでは、「社会との共生・世界との共生・自然との共生」という経営理念のもと、グループ全体で環境活動を推進しています。

京セラドキュメントソリューションズ グループでは、環境規制に対する取り組み方針を明確にし、円滑な推進を図るため、CSR委員会に各取り組みテーマ毎に部会を設置し会社全体で取り組んでいます。
▼推進体制図


グループでの環境マネージメントシステムを構築するため、国内外でISO14001の認証取得を推進しています。国内では、1996年10月に玉城工場での認証取得をはじめ、2004年10月にはすべての事業所において取得を完了しています。海外においても、2010年2月に京セラドキュメントソリューションズ韓国、2011年6月に京セラドキュメントソリューションズインドが取得し、全事業所が取得しました。

工場・事業所では、設備・有機溶剤・廃棄物などを取り扱っています。それぞれ手順に従い、環境に悪影響を及ぼすことがないように留意して作業を行っていますが、万一の事態が発生した場合には、被害拡大を最小限に抑えなければなりません。このため有機溶剤の漏洩などの緊急事態が発生した場合を想定した緊急事態への対応訓練を行っています。
この訓練は定期的に行っており、事前予防・事後処理の体系的な対応体制を整えています。
台車で危険物を搬送中に、缶が倒れ路面に危険物が漏洩したことを想定し、緊急備品(手袋)を着用し、すぐに拭き取り作業を行い、拡散を防ぐ訓練を実施しました(訓練では無害な液体を使用しています)。

▲危険物を搬送中の漏洩を想定した訓練

近隣の方々からの苦情や行政官庁からの問い合わせ・命令などがあった場合に、迅速かつ適切に対応できる体制を構築しています。また、騒音、振動、排水などは、法規制値より厳しい自主管理基準を設定し、管理しています。
▼意見・苦情への対応フロー

| 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 |
|---|---|---|
| 0件 | 0件 | 0件 |

工場・事業所の環境管理マネジメントシステムが適切に運用され、機能しているか評価し、その信頼性を確保する目的で、以下の項目を重点に、社内において内部監査の有資格者から監査員を選任し、年1回実施しています。
当社の国内事業所では、毎年6月の環境月間に環境担当役員による工場・事業所の環境査察を行い、環境関連設備、廃棄物保管場所、化学物質取り扱い場所等の管理状況をチェックし、環境保全の充実を図っています。海外生産工場についても、環境担当役員の環境査察を原則年1回実施しています。
環境管理マネジメントシステムが有効に機能しているかについて、第三者認証機関による審査を毎年受審しています。

社員の環境意識向上を図り自らが環境保護活動を遂行できるよう、職務内容、知識および技能の程度等を充分に配慮し、「教育基準」に基づいた適切な環境教育・啓発活動を実施しています。
| 種類 | 受講者数 |
|---|---|
| 階層別教育 | 173 |
| 一般教育 | 570 |
| 職能別教育 | 56 |
| 特定環境業務 | 341 |
| 資格取得教育 | 9 |
| 合計 | 1,149名 |

企業として、物品を購入するにあたり、品質や価格に加えて、環境への影響を考慮し、環境負荷を抑制する「環境配慮製品(環境にやさしい製品)」の購入を推進するため、グリーン購入手順を2006年4月に制定し、実施しています。
導入前はグリーン購入率約70%でしたが、2008年以降100%を維持しており、グリーン購入制度が定着しています。今後も継続しグリーン購入を推進していきます。
| 電池 | クリップ |
|---|---|
| ホッチキス針 | チューブファイル |
| ラベル | マーカー |
| クラフトテープ | 蛍光灯 |
| セロテープ | レーザーポインタ |
▼グリーン購入率の推移


2010年度の投資額は、71,799千円でした。2010年度の投資額のうち、54.9%が枚方工場や玉城工場のトナープラントに省エネルギー推進を目的として設備投資したものです。また、玉城工場に50kwの太陽光発電を導入しました。これで国内の事業所における太陽光の発電総量は、本社・枚方工場と合わせて122kwとなりました。
2010年度は、おもにトナーの製造を中心とした生産設備の省エネ施策(投資)の効果により、電力削減量が2009年度より2,507千kwh増加しました。このことにより33,755千円(2009年度比 約150%UP)の電力経費が削減できました。